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愛知県丹羽郡大口町、旧大口北小学校の講堂が新たな防災拠点「大口北防災センター」として生まれ変わった。改修前、事務室であった場所をバリアフリートイレに改修。災害避難所としての活用を考慮し、レバーでも洗浄ができる大便器や、衛生性に配慮した自動水栓と自動洗浄小便器も自己発電タイプを選定している。
建築概要
所在地 | 愛知県丹羽郡大口町城屋敷1-308 |
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施主 | 大口町役場 |
設計 | 株式会社斉木建築事務所 |
施工 | <建築>松岡建設株式会社 大口営業所 <設備>シブヤパイピング工業株式会社 |
敷地面積 | 16,505.00㎡ |
建築面積 | 1,078.56㎡ |
延床面積 | 992.33㎡ |
階数 | 地上2階 |
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
竣工年月 | (改修)2022年3月 |
特長
建物の特徴
愛知県丹羽郡大口町では、旧大口北小学校の講堂が町民からの意見を受け、新たな防災拠点として生まれ変わった。「大口北防災センター」は、住民主体の防災センターであり地震や洪水・大規模火災など有事の際、役所の判断ではなく、地域自治組織が避難所の開設を判断するため、開設までの時間を大幅に短縮することが可能となっている。施設内は、災害避難所として活用する際を考慮し、床は畳敷きとし、各家庭ごとにビニールカーテンで空間を仕切るための設備や、防犯カメラ、授乳室、空調設備等を完備。また屋外には、かまどベンチや非常用発電機、マンホールトイレを設置。さらに電気自動車から電気を室内へ送りこむための小窓を設置するなど、災害時のことを考慮したあらゆる配慮がされている。
トイレの特長
通常期は、柔道教室や地域開放でスポーツを楽しむ方など、さまざまな方が利用する施設であることも考慮し、男女トイレ内には手すりやフィッティングボード、ベビーチェアを設置。また改修前、事務室であった場所をバリアフリートイレに改修。バリアフリートイレにはコンパクトオストメイトパックやベビーシート、ベビーチェアを設置し、多様な利用者に対する細やかな配慮がなされている。また、本来は防災拠点、避難所として活用されることから、大便器はレバーでも洗浄ができるパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式や、衛生性に配慮した自動水栓と自動洗浄小便器も自己発電タイプを選定し、停電時でもトイレが機能するように配慮している。
採用商品
- パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式 CFS498B
- ウォシュレットPS(擬音装置「音姫」付きエコリモコン) TCF5524AP
- ウォシュレットPS(温風乾燥付きエコリモコン) TCF5554APR
- 紙巻器 YH702
- 自動洗浄小便器 UFS900WR
- 壁掛ハイバック洗面器 LSB135AN
- コンパクト・バリアフリートイレパック UADAZ01L1A1AN系
- コンパクトオストメイトパック UAS81LDB1NB
- ベビーシート YKA25S
- ベビーチェア YKA15S
- フィッティングボード YKA41R
- パブリック用手すり T112CL9/T112CU22
- 化粧鏡 YMK52K
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