「スペースLABO(北九州市科学館)」は、「スペースワールド」跡地に誕生した体験・体感型の科学館。国内最大級のプラネタリウムや大型竜巻発生装置など楽しく学べる展示がされている。トイレも、幅広い年代の方が利用しやすいばかりでなく、各フロアの展示にあわせたデザインや仕掛けが施されている。

建築概要

所在地 福岡県北九州市八幡東区東田4-1-1
施主 北九州市
運営 北九州市
設計 株式会社トータルメディア開発研究所
施工 トータルメディア・丹青社 北九州市新科学館
展示内装設備制作設置共同企業体
延床面積 5,470㎡
階数 地上4階
構造 鉄骨造
竣工年月 2022年3月

特長

建物の特徴

「スペースLABO(北九州市科学館)」は、北九州市立児童文化科学館を前身とする体験・体感型の科学館。閉園したテーマパーク「スペースワールド」跡地にオープンした「THE OUTLETS KITAKYUSHU」の敷地内に、2022(令和4)年春、移転しリニューアルオープンした。JR鹿児島本線「スペースワールド駅」から徒歩3分。3階建ての施設には、国内最大級のプラネタリウムや大型竜巻発生装置をはじめ、日々の暮らしの中にある不思議や驚きを体験・体感しながら楽しく学べる展示がされている。スペースLABOのコンセプトは「フシギがれ!」。1Fは北九州市と科学、2Fは不思議な科学現象をテーマにしたサイエンスLABO、3Fはプラネタリウムを主とし、全世代が楽しめる仕掛けになっている。

トイレの特長

トイレの内装は、各フロアの展示コンセプトにあわせたデザインとし、展示だけでなくトイレに入ってからも発見や驚きがある仕掛けが施されている。各フロアのテーマは、1F「色」、2F「トイレ」、3F「宇宙」。大便器ブース扉の内側には、デザインやテーマにまつわるコンテンツが興味を喚起するように掲示され、楽しみながらトイレを利用することができる。各トイレは、バリアフリートイレのほか、男女トイレそれぞれに乳幼児連れや高齢者などに配慮した「ひろびろブース」を備え、さらに女性トイレには、幼児用小便器も設置。1Fと3Fには、授乳室も完備し、乳幼児から高齢者まで幅広い年代の方が利用しやすいトイレづくりを行っている。

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