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「出島メッセ長崎」は、JR長崎駅前に立地する長崎市としては初めての本格的なコンベンション施設。トイレは、1F・2Fの北側と南側にそれぞれ配置。男女トイレの数を変えられる可変型のレイアウト、「みんなのトイレ」の設置、オストメイトや自己導尿をされる方への設備など、さまざまな利用状況、利用者に配慮されている。
建築概要
所在地 | 長崎県長崎市尾上町4-1 |
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施主 | 長崎市 <運営指定管理者>株式会社ながさきMICE |
設計 | 日建・松林建築設計監理共同企業体 |
施工 | <建築>戸田・上滝・谷川・森美特定建設工事共同企業体 <設備>株式会社九電工 |
敷地面積 | 24,160㎡ |
建築面積 | 12,930㎡ |
延床面積 | 24,720㎡ |
階数 | 地下1階、地上4階 |
構造 | 鉄骨造 |
竣工年月 | 2021年7月 |
特長
建物の特徴
「出島メッセ長崎」は、JR長崎駅前に立地する長崎市としては初めての本格的なコンベンション施設で、歴史ある出島の名を冠した国際的な交流拠点。日常的な市民の交流拠点として機能するよう、多様な利用形態に対応可能とし、コンベンションホール、イベント・展示ホール、会議室で構成され、JR長崎駅とペデストリアンデッキで直結する。長崎らしい建築デザインで、周辺の風景に溶け込む低層建築は、世界三大夜景の眺望を望める稲佐山を借景としつつ港町の豊かな水景と調和する。周辺の民間施設と力を集結させ、"交流の産業化による長崎創生"をキーワードに、これからの時代にふさわしい新しい交流の形をつくることで、地域のにぎわいと活力を生み出し、長崎市の魅力・ブランド力向上を目指している。
トイレの特長
トイレは、1F・2Fの北側と南側にそれぞれ配置され、さまざまな利用状況に対応できるよう、男女トイレの数を変えられる可変型や、一方通行の運用ができるレイアウトなどの工夫がなされている。また、扉の開閉と連動して向きが変わり、大便器ブースの空き状況がわかりやすいフラッグ型サインの図案に、長崎伝統の凧「ハタ」をモチーフにするなど、長崎らしさを演出。車いす使用者やオストメイトに配慮した「みんなのトイレ」のほか、各男女トイレにオストメイトに配慮した汚物流しや自己導尿をされる方に配慮した前広便座の設置など、さまざまな利用者への配慮を行っている。そのほか、大便器ブースにナンバリングして点検箇所をわかりやすくするなど、管理者視点でもきめ細やかな配慮がなされている。
採用商品
- 壁掛大便器セット・フラッシュバルブ式 UAXC2C系
- ウォシュレットP TCF58*系
- ウォシュレット アプリコットP(温風乾燥付きエコリモコン) TCF5840系
- 棚付二連紙巻器 YH702
- 自動洗浄小便器 UFS900系
- 洗面器 L505
- 台付自動水栓 TENA41A/TENA47A
- 水石けん入れ TLK05203J
- クリーンドライ(ハンドドライヤー) TYC420W/TYC320W
- コンパクト多機能トイレパック UADAK21系
- コンパクトオストメイトパック UAS8*系
- ベビーチェア YKA16S
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