「ミナカ小田原」は、小田原駅東口の再開発事業となる複合型商業施設。ホテル・ホール・オフィスなどで構成される「タワー棟」と 江戸情緒薫る4階建ての「小田原新城下町」からなる。観光客だけでなく市民やビジネス客など、だれもが使いやすいようトイレ空間も整備。小田原の新しい中心として、にぎわいを生み出している。

建築概要

所在地 神奈川県小田原市栄町1-1-15
施主 万葉倶楽部株式会社
設計 <企画設計>万葉倶楽部株式会社一級建築士事務所
<実施設計>五洋建設本社一級建築士事務所
<木造実施設計>シェルター建築設計事務所
<環境デザイン>株式会社アンデザイン
施工 五洋建設株式会社
株式会社石井工務店
敷地面積 5,986㎡
延床面積 31,821㎡
階数 地下1階、地上14階
構造 鉄骨造、鉄筋コンクリート造、木造
竣工年月 2020年11月

特長

建物の特徴

「ミナカ小田原」は、全国各地で宿泊、温浴施設などを所有、運営する万葉倶楽部株式会社が、小田原駅東口の再開発ビルとして運営する小田原駅直結の複合型商業施設。ホテル・オフィス・クリニック・コンベンションホール・図書館や保育所で構成される14階建ての「タワー棟」と、観光バス、バスロータリー、お土産店舗などを含む宿場町をイメージした木造低層棟「小田原新城下町」をデッキでつないでいる。タワー棟最上階の展望足湯庭園では、小田原城天守閣展望デッキとほぼ同じ高さから相模湾と城下町の眺望を楽しむことができるなど、「オダワラ、をもっと、好きになる」をコンセプトに、小田原の新しい中心として、新たな人の流れをつくり、にぎわいを生み出している。

水まわりの特長

用を足す場としてだけではなく、小田原へ来ていただいた方をもてなす空間として、小田原城を感じながら心身を整える場所として創出。空間デザインは、トイレに入った瞬間に小田原城を中心とした景色を目に飛び込ませるため、ベースカラーをシンプルで上品な淡いグレーとし、アースカラーと緑をさし色に構成。レイアウトは、クローズされた空間と思われがちなトイレを小田原の街に溶けこませた開放的な空間した。また、多様性にも対応できるよう、洗面コーナーは回遊性あるレイアウトとし、特に4Fは機能部とユーティリティ部にゾーンを分離。さらに、男女トイレに隣接して、みんなのトイレや授乳室を設けている。 (五洋建設株式会社担当者様からのコメントより)

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