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名古屋城 正門トイレ
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名古屋観光のメインである国内屈指の名城「名古屋城」。連日多くの観光客で賑わいを見せるなか、2018(平成30)年から、順次トイレの改修工事を実施。今回改修した正門トイレは近くに大型バス駐車場などがあるため、城内で比較的利用頻度が高い。バリアフリートイレの設置、授乳室の新設など、充実した改修となった。
建築概要
所在地 | 名古屋市中区本丸1-1 |
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施主 | 名古屋市 |
設計 | 名古屋市住宅都市局 |
施工 | 住宅都市局営繕課 |
建築面積 | 91.94㎡(総合案内所・休憩所含む) |
延床面積 | 36.5㎡ |
階数 | 地上1階 |
構造 | 木造 |
竣工年月 | (改修)2022年3月 |
特長
改修の経緯
1610(慶長15)年、徳川家康による天下普請により築城が開始された、国内屈指の名城「名古屋城」。徳川家康の九男・義直の居城として後、御三家尾張徳川家の居城となった。1945(昭和20)年の空襲で焼失したが、1959(昭和34)年に金のシャチをいただく五層の大天守閣(約48m)と小天守閣(約24m)が再建。さらに、2009(平成21)年より、本丸御殿の復元整備を開始。10年に及ぶ復元工事が終わり、2018(平成30)年に公開された。現在も、全国の武将隊ブームのさきがけとなった「名古屋おもてなし武将隊」が城内で連日多くの観光客を出迎え、賑わいを見せる。2018(平成30)年から、順次トイレの改修工事を実施。今回改修した正門トイレは城内で比較的利用頻度の高いトイレとなっている。
トイレの特長
正門前は、大型バス駐車場やバス停などがあるため、団体客などの利用に対応すべく、施設一部を拡張、外観意匠も一新された。また、改修前は男女トイレ入口への通路が分かれておらず、異性の視線への配慮が求められていたが、今回の改修で壁を新設し、プライバシーに配慮されたトイレとなった。設備面では、バリアフリートイレの設置や手すりを男女トイレ内に設置するなど、さまざまな利用者を想定して改修されている。また、以前は授乳室がなく、事務所スペースの一角を使用していたが、今回の改修でトイレの敷地内に授乳室を新設。乳児を連れた観光客も安心・快適に使用できるよう、お湯の出る洗面やエアコンの設置など細やかな配慮がなされている。
採用商品
- パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式 CFS498B
- ウォシュレットPS(擬音装置「音姫」付きエコリモコン) TCF5524AU
- ウォシュレットPS(温風乾燥付きエコリモコン) TCF5554AUP系
- 棚付二連紙巻器 YH701
- 自動洗浄小便器 UFS900R特
- 壁掛ハイバック洗面器 LSA125AA/LSG125AA
- クリーンドライ(ハンドドライヤー) TYC420W/TYC320W
- コンパクト・バリアフリートイレパック UADAK21L1A1ADD1BA
- 幼児用小便器 U310GY
- 化粧鏡 YM3580AC/YM6090A
- マルチシンク SK500
- 横水栓 T131AUN13
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