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- 草加市立花栗南小学校・草加市立氷川小学校
埼玉県草加市では、教育環境の改善と避難所となる際の防災機能強化の一環として、市内小中学校の屋内運動場において、バリアフリートイレの設置を推進。「草加市立花栗南小学校」は、更衣室をバリアフリートイレと倉庫に改修。「草加市立氷川小学校」では、トイレ全体のスペースは変更せずにバリアフリートイレを新設している。
建築概要
所在地 | 埼玉県草加市花栗4-3-1(花栗南小学校) 埼玉県草加市氷川町448(氷川小学校) |
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施主 | 草加市 |
設計 | 株式会社金子設計 一級建築士事務所 風景舎・西村設計室 |
施工 | ソーセツエンジニアリング株式会社 さいたま支店 株式会社 はじめ工業 |
敷地面積 | 15,666㎡(花栗南小学校) 16,430㎡(氷川小学校) |
延床面積 | 883㎡(花栗南小学校 屋内運動場) 949㎡(氷川小学校 屋内運動場) |
階数 | 地上2階 |
構造 | 鉄骨造 |
竣工年月 | (改修)2023年3月 |
特長
改修の経緯
埼玉県草加市では、教育環境の改善と地域避難所となる際の防災機能強化のため、市内小中学校の屋内運動場において、段差の解消、バリアフリートイレの設置、非常用電源やWi-Fiの設置などを推進している。既存のスペース内にバリアフリートイレを設置する場合や屋外運動場の倉庫などに新設する場合など、学校により条件が異なるため、工事スケジュールや仮設スペース、不用品の処分などを市と学校が早い段階で協議。改修が教育面に影響を与えないように配慮している。バリアフリー化については、草加市内全小中学校の取り組みであるため、学校側の理解が浸透しており、2020年度、2021年度は各7校ずつ、2022年度は18校の屋内運動場が改修され、市内全校の避難所としてのバリアフリー化が完了している。
トイレの特長
「草加市立花栗南小学校」は、更衣室をバリアフリートイレと倉庫に改修。「草加市立氷川小学校」は、男女トイレの器具数を見直し、スペースは変更せずにバリアフリートイレを新設している。バリアフリートイレには、さまざまな身体状況の方に配慮されたコンパクト・バリアフリートイレパックを選定。さらに学校を含めた市内の公共施設のバリアフリートイレに大型ベットを可能な限り設置。そのほか停電時に備え、停電時洗浄レバーや、小便器と洗面器の自動水栓は電源工事が不要な発電タイプを採用。大便器は、連続洗浄可能でレバーで洗浄ができるパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式を設置するなど、使いやすさや防災機能強化に配慮した器具選定がなされている。
採用商品
- パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式 CFS498BM
- ウォシュレット アプリコットP(温風乾燥付きエコリモコン) TCF5840AUPN
- 普通便座 TC291
- 棚付二連紙巻器 YH702
- 自動洗浄小便器 UFS900WR
- マーブライトカウンター ML45
- 洗面器 L350
- 台付自動水栓 TLE26*J系
- コンパクト・バリアフリートイレパック UADAK21R1C2ANN1BA/UADAK21L1C2ANN1BA
- パブリック用折りたたみシート EWC500RS
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