「四條畷学園高等学校」では、教室棟として利用されている飯盛嶺(いもりね)校舎のトイレ改修を、湿式清掃から乾式清掃化への変更を目的に、私立学校施設整備費補助金を活用し実施。スタイリングコーナーを女子トイレ内に新設するなど、より使いやすくナチュラルで清潔感のある、トイレへと改修された。

建築概要

所在地 大阪府大東市学園町6-45
施主 学校法人 四條畷学園
設計 株式会社 田原建築設計事務所
施工 岩出建設株式会社
敷地面積 21,188.331㎡
建築面積 408.50㎡
延床面積 3,254.22㎡
階数 地下1階、地上9階
構造 鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2023年8月

特長

改修の経緯

学校法人四條畷学園は、1926(大正15)年に「四條畷高等女学校」を前身とし開校。現在は、保育園、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、短期大学、大学を擁する総合学園である。大阪近郊の緑豊かなJR学研都市線「四条畷駅」から徒歩1分の安全で電車通学にも便利な場所に位置するひとつのキャンパスに、学園機能のすべてを備えている。今回トイレ改修工事を行った飯盛嶺(いもりね)校舎は、中学校・高等学校の共同利用施設として1998(平成10)年に竣工され、現在は高等学校の教室棟として利用されている。築25年経ったトイレの改修目的は、衛生整備のために湿式清掃から乾式清掃化への変更とし、私立学校施設整備費補助金を活用。より使いやすく、暖かみのあるトイレへと改修された。

水まわりの特長

改修前の5K(暗い、臭い、汚い、怖い、壊れている)のイメージを払拭するため、明るく清潔感があり、暖かみのあるトイレに改修。内装にはナチュラルな木目調のブース材を採用し、ぬくもりを感じさせている。また、四條畷学園高等学校は、男女共学校であるが在校生の男女比が女子9:男子1のため、女子生徒のニーズにあわせて身繕いができるスタイリングコーナーを女子トイレ内に新設。さらに、ひろびろブース内にベンチを設置。「保健室に行きづらい」「ひとりになりたい」「座りたい」時に使用できるブースとし、急な体調不良にも配慮している。また、改修を機にトイレサインも新しく制作。ナチュラルで清潔感のあるトイレの雰囲気が伝わるように、素材は木材を選定している。

採用商品

掲載事例の画像や本文の無断転用はご遠慮ください。事例の内容は掲載時点での情報です。

事例(トイレ・洗面・浴室)一覧

パブリック向け商品

トイレ
 
洗面所
浴室
バリアフリー配慮商品・手すり・アクセサリー
Share
  • Facebookでシェアする

CLOSE