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- 日本工業大学駒場中学・高等学校
「日本工業大学駒場中学・高等学校」は、令和3年度から工学科の生徒募集を終了し、普通科進学型として新たにスタートした。その移行に伴い、女子生徒が増加。2Fの男女トイレを女子専用のトイレへ改修。女子生徒の交流の場と更衣室を兼ねた女子ラウンジおよびバリアフリートイレも設置された。
建築概要
所在地 | 東京都目黒区駒場1-35-32 |
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施主 | 学校法人日本工業大学 |
設計 | 平野敏之建築研究所 |
施工 | <建築>鹿島建設株式会社 <設備>大成温調株式会社 |
敷地面積 | 9,362㎡ |
建築面積 | 3,338㎡ |
延床面積 | 13,598㎡ |
階数 | 地下1階、地上4階 |
構造 | 鉄筋コンクリート造、鉄骨造 |
竣工年月 | (改修)2022年9月 |
特長
改修の経緯
1907(明治40)年に創立した「東京工科学校」を前身とする「日本工業大学駒場中学・高等学校」は、中堅技術者の育成を掲げて工業教育に特化してきた歴史があるが、時代の進行とともに4年制大学への進学希望者が増え、平成20年度より普通科を設置。中高一貫コースは男女共学とし、大学進学型の教育運営を強化してきた。さらに令和3年度からは、工学科の生徒募集を終了し、普通科進学型として、新たにスタートした。教育理念は、"旺盛な探求心と共に優しく勁い(つよい)心を育み、未来社会に生きる力を身に付ける"。基礎学力の徹底的な習得という土台づくりをしながら、進学型・普通科専一校の実現に向けて大学進学支援を強化し、難関大学の進学成果をさらに積み重ねていく。
トイレの特長
近年普通科進学型への移行に伴い、女子生徒が増加。これまで大便器の数が多く設置された女子トイレは地下1Fと4Fにしかなく、2Fの教室を拠点とする女子生徒のトイレ利用には、ほかの階へ移動しなければならないという負担をかけていたことから、今回の改修工事で、男女トイレを女子専用のトイレへ変更。女子生徒のコミュニケーションスペースと更衣室を兼ねた女子ラウンジを更新した。女子生徒からは「きれいになってよかった」「トイレの数が増えてよかった」といった声があがっている。また今回の改修で、これまで2Fになかったバリアフリートイレも新設。車いす使用者などさまざまな利用者に配慮したトイレが完成した。
採用商品
- パブリックコンパクト便器・フラッシュバルブ式 CFS494MNNNA
- ウォシュレットPS(擬音装置「音姫」付きエコリモコン) TCF5534系
- センサースイッチ TES46MR
- 洗面器 LS703
- 壁掛手洗器 LSE870BSFRM系
- 台付自動水栓 TLE26007J
- 自動水石けん供給栓 TLK07002J
- 電気温水器 REAH03B1系
- ハンドドライヤー TYC420WC
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