「桜野小学校」では、老朽化が目立っていたトイレの全面改修を実施。明るく清々しい印象の空間のもと、和式便器の洋式化を実現。校舎内にバリアフリートイレがなかったため、男女共用のバリアフリートイレを計画。さまざまな身体状況の児童への配慮とともに、災害時の避難所となることも考慮された。

建築概要

所在地 福岡県糸島市志摩桜井5921
施主 糸島市教育委員会
設計 セキ設計室 一級建築士事務所
施工 溝口建設
敷地面積 19,263.89㎡
建築面積 1,913.01㎡
延床面積 3,347.45㎡
階数 地上2階
構造 鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2022年2月

特長

改修の経緯

福岡県糸島市では、学校のトイレを和式から洋式へ計画的に改修している。その一環として、「桜野小学校」では、現在の校舎になって31年が経過し老朽化が目立っていたため、トイレの全面改修を実施した。以前は、校舎内にバリアフリートイレがなかったため、さまざまな身体状況の児童への配慮とともに、災害時の避難所としても使えるよう、男女共用のバリアフリートイレを計画。理科室横トイレの男子トイレを、男女共用トイレに変更することで、計画を実現させる改修を実施した。また、同トイレは体育館につながる渡り廊下にも近いため、体育館を利用する際や移動教室の際などにも、児童が自由に利用できるトイレとなっている。

トイレの特長

「桜野小学校」のトイレは、清掃担当の先生が細かくルールを取り決め、清潔に使えるトイレを維持できるよう励んでいる。改修前も、清潔に保たれていたが、このたび老朽化に伴い全面改修となった。明るく清々しい印象の内装となったトイレ空間。さらに、新設された男女共用トイレには、バリアフリートイレ、男女共用の大便器ブース、男女共用の手洗器を設置。バリアフリートイレには、車いす使用者のほか、乳幼児連れの方の利用も想定しベビーシートを設置。また、大便器は、節水性・メンテナンス性を考慮して、掃除口付きパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式を選定している。

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