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- 大阪産業大学 中央キャンパス 5号館 1F
「大阪産業大学」では現在、老朽化が目立つトイレの改修を順次推進し、このたび中央キャンパスにある5号館1Fのトイレを改修。多様性への配慮をはじめ、非接触による衛生性や防犯性、プライバシーへの配慮を生かし、コンパクトな空間ではあるが、だれもが安全で快適に利用できるトイレへと改修された。
建築概要
所在地 | 大阪府大東市中垣内3-1-1 |
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施主 | 学校法人大阪産業大学 |
施工 | 赤井設備工業株式会社 |
敷地面積 | 42,153.6㎡ |
建築面積 | 1,590.7㎡(5号館) |
延床面積 | 7,385.8㎡(5号館) |
階数 | 地上5階 |
構造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造 |
竣工年月 | (改修)2021年9月 |
特長
改修の経緯
1965(昭和40)年に開学した「大阪産業大学」は、大阪府大東市にメインキャンパスを置き、6学部を擁する私立大学。その中央キャンパスにある5号館は、高等教育センター、教職教育センターおよびCALL教室を設置しており、各種資格講座の開催や試験会場に使用され学外の来訪者も利用している。今回改修したトイレは、入口のエントランスホールに面した利用しやすい位置にあり、レイアウト検討の際はTOTOも改修案を提案し、コンパクトな空間であるが、安全で快適に利用できるトイレへ改修された。同大学では、学内にある老朽化が目立つトイレに、以前より学生から改修を望む声が寄せられ、さらに年々増加している女子学生への配慮や、多様性配慮も実現するため、現在順次改修を推進している。
トイレの特長
大阪産業大学では多様性に配慮し、未改修トイレを含む学内すべてのバリアフリートイレを「おもいやりトイレ」と名付け、サインにレインボーマークを用いるなど、性的マイノリティにも配慮したトイレ環境を整備している。男女各トイレは全洋式化とウォシュレット設置を標準仕様として整備。また衛生面に配慮して、レイアウトを工夫しトイレ入口ドアを撤去、水栓金具に自動水栓を採用するなど非接触化を進めている。さらに、防犯対策とプライバシー配慮として、大便器ブースの壁およびドア上を天井まで立ち上げ、小便器間の仕切りや、女性トイレ内の防犯ブザーの設置など、だれもが安心・安全に利用できるトイレ環境となっている。
採用商品
- パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式 CFS49*系
- ウォシュレットPS (擬音装置「音姫」付きエコリモコン) TCF553*系
- ウォシュレット アプリコットP (温風乾燥付きエコリモコン) TCF5840系
- 棚付二連紙巻器 YH702
- 自動洗浄小便器 UFS900R
- ハイドロセラ・フロアPU AB690系/AB680系
- 小便器用手すり T114CU22
- 壁掛ハイバック洗面器 LSG125EA
- コンパクト・バリアフリートイレパック UADA*11R1A1ADD1B
- フィッティングボード YKA41R
- 化粧鏡 YM3580AC
- 全身鏡 YMK50K
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