ユニットバスの概念を変えて スプリノ ホームページへ

「感性」に反応するバスルーム

―― 新商品の「スプリノ」は、ユニットバスに新しいコンセプトをもち込んだといわれていますね。
三石 聡 そうですね。大きなポイントがふたつあります。ひとつが「技術的に他社にないもの」であること。もうひとつが「成熟した浴室」です。
 それから選択肢、バリエーションが多いことも特徴ですね。お客さまが10人いらしたら10人が同じものを求めることはないだろうという視点です。
 成熟した浴室というアプローチは、「感性」に反応したものが求められるというところに着目しています。車でいえば、高級車志向の商品づくりです。バリエーションもそうした考え方に対応したものです。
―― 感性に訴えるということは、サイズ面でもゆとりがあるということでしょうか。
三石 はい。広さの改革は大きいと思っています。一般的に住宅の浴室のレイアウトの基本は1坪でしょう。その中でどうやって広くするかを考えました。ジョイント部の改良によりデッドスペースを最小限にし、一般的な他社製品より幅と奥行きで5cmずつ浴室内部を広くしています。「スプリノ」以前のシリーズ「フローピア」から実現していることですが、この効果は意外に大きいです。
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