

「ユニットバスという言葉は知っているけれど、実際どんな特徴があるかわからない!」という方も多いのではないでしょうか?この記事では、ユニットバスと在来浴室の違い、種類、メリット・デメリットを詳しく解説します。工事の流れや注意点、リフォーム費用の目安も紹介。ユニットバスのリフォームを検討している方は、ぜひ最後までチェックしてみてください!

ユニットバスとは、壁・床・天井・浴槽などの部材を工場であらかじめ成型し、現場で組み立てて完成させる一体型の浴室です。標準化された規格品を用いるため施工がスムーズに進み、品質が安定しやすいのが魅力!
防水性や断熱性も確保しやすく、戸建て住宅からマンションまで幅広い住宅で採用されています。新築やリフォームの際にも選ばれることが多いタイプの浴室です♪
ユニットバスは「お風呂とトイレ、洗面台が一緒になったもの」とイメージする方が多いかもしれませんが、厳密には異なります!お風呂・トイレ・洗面台が一体になった浴室は「3点ユニットバス」と呼ばれるユニットバスの一種です。
ユニットバスの本来の意味は、浴室の壁や床、天井などをユニット化した浴室の構造のことで、必ずしもお風呂やトイレ、洗面台が一体になっているわけではありません!
| 項目 | ユニットバス | 在来浴室 |
| 構造・施工方法 | ・工場で成型されたパネルや浴槽などの部材を現場で組み立てて施工する ・部材精度が高く、施工のばらつきが少ない | ・壁・床・防水・仕上げまでを現場で一体施工する工法 ・設計の自由度は高いが、施工管理や手間が多い |
| 防水性・断熱性 | ・防水パン構造や床下の空気層により防水性・断熱性を確保しやすく、浴室が冷えにくい | ・防水層を現場で施工するため経年劣化の影響を受けやすい ・断熱性を高めるには追加工事が必要になる場合がある |
| デザインの自由度 | ・規格化されたモジュール商品が中心で自由度はやや低いが、清潔感のある空間を安定して実現しやすい | ・タイルや天然素材などを自由に選べ、形状や仕上げにこだわったデザインが可能 |
| 工期・費用 | ・現場作業は主に組み立てのため工期が短く、リフォームでも数日〜1週間程度で完了することが多い ・費用も比較的把握しやすい | ・工程が多く複数の職人が関わるため工期が長くなりやすく、2週間以上かかる場合もある ・費用も高くなる傾向 |
ユニットバスと在来浴室は、どちらも住宅で採用される代表的なお風呂ですが、それぞれ特徴が異なります!どちらが適しているかは、住まいで何を重視するかで変わるという点を理解しておくことが大切です♪
ユニットバスは、工場で生産された壁パネルや床、浴槽などの部材を現場で組み立てて完成させる構造です!部材の精度が高いため施工のばらつきが少なく、工期も比較的短く済む傾向があります。
一方、在来浴室は壁や床、防水、仕上げまでを現場で一体施工する工法です。設計の自由度は高いものの、施工には手間と管理が求められます。
ユニットバスは、防水パン構造や床下の空気層による断熱層で施工精度と防水性が高いため、浴室内が冷えにくく、ヒートショック対策にもつながります。また、タイル目地が少なく、お掃除がしやすい構造になっている点もメリット!
一方、在来浴室は現場施工のため、防水層の劣化リスクがあり、断熱性を高めるには追加工事が必要になる場合も……。
在来浴室は、タイルや天然石など素材の選択肢が広く、形状や仕上げにもこだわったデザインを実現しやすい点が特徴です!
一方、ユニットバスは規格化されたモジュール商品が基本のため自由度はやや低め。ただし、規格品ならではの安定した品質により、清潔感のある空間をイメージどおりに整えやすいというメリットもあります!
ユニットバスは工場で製造された部材を使用するため、現場での作業は主に組み立てが中心です。リフォームでも数日~1週間程度で完了することが多く、費用の目安も比較的把握しやすいのが特徴!
一方、在来浴室は多くの職人が関わり複数の工程が必要になるため、施工期間が長く、工期が2週間以上になるケースも……。ユニットバスと比べて工程が多い分、費用も高くなりがちです。
| 1点ユニットバス | 2点ユニットバス | 3点ユニットバス |
浴室のみ ・トイレや洗面台は別室に設ける前提で造られている ・ファミリー世帯、戸建て住宅や分譲マンションなど、浴室を独立させたい家庭に向いている | 浴室+洗面台 ・浴室内で簡単な洗面ができ、独立洗面台を省略できる ・単身者や二人暮らしなど、限られたスペースを効率的に使いたい世帯に向いている | 浴室+洗面台+トイレ ・水回りを1室にまとめることで省スペース化できる ・単身者、学生、出張者向けのワンルーム賃貸やホテルなどに向いている |
ユニットバスは、設置される設備の構成によって主に3つのタイプに分けられます!
「1点ユニットバス」は浴室のみのシンプルな構造で、戸建て住宅やファミリー向け住宅で一般的に採用されるタイプです。
「2点ユニットバス」は浴室に洗面ボウルを組み合わせた形式で、独立した洗面台を設けない単身者向け賃貸などで使われています!
「3点ユニットバス」は、2点タイプにトイレを加えた構造で、ホテルやワンルーム賃貸などで多く見られます。

住宅でユニットバスが広く採用されているのは、日常の使いやすさにつながるさまざまなメリットがあるからです。具体的にみていきましょう。
ユニットバスは、壁や床などのパーツが一体化された継ぎ目が少ない構造のため、汚れやカビがたまりにくい点が特徴です!拭き掃除だけでも簡単にきれいにすることができ、日々のお掃除による負担を軽減できますよ。
さらに、防汚・抗菌加工が施された素材が採用されていることも多く、衛生的な浴室環境を維持しやすい点もメリットです!
ユニットバスは高い気密性と断熱構造により外気の影響を受けにくいため、冬でも浴室内が冷えにくい点が特徴です!湯面の温度も下がりにくく、快適に入浴しやすくなります。
近年は断熱材や保温性の高い浴槽を備えたモデルも増えており、保温性能はさらに向上しています。
ユニットバスは工場で製造されたパーツを現場で組み立てる施工方式のため、在来浴室に比べて短い工期で済む傾向です!
多くの場合、設置は数日~1週間程度で完了し、生活への影響を抑えながら比較的スムーズに導入できますよ。
ユニットバスは段差を抑えた設計がしやすく、またぎやすい高さの浴槽や滑りにくい床材、手すりの設置など、安全性を意識した仕様を取り入れられる点が特徴!
高齢者や体の不自由な方にも配慮した浴室環境を整えることができ、家族全員が安心して使えるバリアフリー環境を実現しやすくなりますよ♪
ユニットバスには多くのメリットがある一方で、使用環境や設置条件によっては注意しておきたい点もあります。対策とあわせて押さえておきましょう!
ユニットバスは気密性が高く密閉された構造のため、湿気がこもりやすくカビが発生しやすい点がデメリット。対策として、換気扇を常時使用する、入浴後にドアや窓を閉めた状態で換気扇をかけて湿気を逃がすなど、換気を意識してくださいね!
さらに、浴室クリーニングを定期的に行うのも効果的でしょう!
◎対策
・換気扇を常時運転し、入浴後もしばらく換気を続ける
・入浴後は浴室のドアや窓を閉めて換気する
・定期的に浴室クリーニングを行う
ユニットバスは規格品のため、浴室のスペースによっては設置できない場合があります。
とくに築年数の古い建物では梁や柱の位置が影響し、既製サイズが収まらないケースも……。ユニットバスを導入するときは、あらかじめ浴室スペースを正確に測定し、設計段階で調整することが重要です!
状況によっては、間取りに合わせた特注ユニットバスを検討するとよいでしょう。
◎対策
・浴室の寸法や梁・柱の位置をあらかじめ正確に測定する
・設計段階で設置可能なユニットバスのサイズを確認する
・規格サイズが合わない場合は特注ユニットバスの導入を検討する
・リフォーム業者に現地調査を依頼し、設置可否を事前に確認する
ユニットバスは規格化された既製品を使用するため、素材や色、設備の組み合わせなどデザインの自由度に制限が出る場合があります。希望するデザインが規格外の場合、選択肢の再検討が必要になることも……。
どうしてもこだわりたい場合は、業者と相談して可能な範囲でカスタマイズを検討するほか、在来浴室を選択肢に入れるのも一つの方法です!
◎対策
・メーカーごとのデザインやカラーバリエーションを事前に比較する
・オプションやパネル変更などで可能な範囲のカスタマイズを検討する
・デザイン重視の場合は在来浴室の採用も含めて検討する

ユニットバスは、工場で製造されたパーツを現場で組み立てて設置する方式のため、比較的短期間で効率よくリフォームできます。マンションでも工事は可能ですが、管理規約や施工条件など住環境による制約に注意が必要です!
補修や補強などの追加工事が発生する場合もあるため、事前に見積もりを取り、内容の明細をしっかり確認しておきましょう。
◎工事の流れ(例)
・工事着手後は養生→解体・撤去→配管電気工事→土間調整(在来浴室の場合)→ユニットバス搬入→組立→接続→コーキング→内装仕上げの順に工事が進む
・ユニットバスからユニットバスへの交換は約2~6日、在来浴室からの場合は約4~8日が目安
ユニットバスのリフォーム費用は
およそ60万~150万円
※ユニットバスからユニットバスへリフォームする場合
ユニットバスのリフォーム費用は、住宅の種類や浴室のサイズ、既存設備の状態によって変わりますが、一般的な相場は60万~150万円前後です。
戸建ての在来浴室をユニットバスへ改修する場合は、解体や配管補修などが加わり100万~180万円程度になるケースもあります。さらに、高性能グレードの設備やオプションの追加、築年数の古い住宅をリフォームする場合は、費用が200万円前後になることも……。
予算オーバーで慌てないようにあらかじめ見積もりを取り、最終的な費用を確認しておくのがおすすめです!
ユニットバスのリフォームでは、国や自治体の補助金制度を活用できる場合があります。これらの制度を活用すれば、高断熱浴槽や節湯水栓の導入によって数千円〜数万円程度の補助を受けられることがあります。
また、自治体の多くでは省エネやバリアフリー改修を対象とした独自の補助金制度を設けており、条件が合えば合計で10万〜30万円前後の助成が受けられるケースもあります。
利用を検討する際は、施工前に対象条件や申請期限を確認しておきましょう。
ユニットバスのリフォームで活用できる補助金制度の例
・国の省エネ住宅支援事業(※年度により名称や制度が異なります)
・介護保険による住宅改修
・自治体の住宅リフォーム補助金
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ユニットバスについて調べていると、意味や種類、サイズ表記など、こまかな疑問が出てくることも多いのではないでしょうか?ここでは、ユニットバスに関してよく寄せられる質問とその回答をまとめて紹介します。
A.必ずしもトイレや洗面台と一体になったお風呂を指すわけではありません!ユニットバスは本来、壁・床・天井・浴槽などを工場で成形し、現場で組み立てて設置する浴室の構造を指します。トイレや洗面台と浴室が一体になったタイプは「3点ユニットバス」と呼ばれるユニットバスの一種です。
A.基本的に同じ意味で使われることが多いです。どちらも浴槽・壁・床・天井などの部材を工場で製造し、現場で組み立てて完成させる浴室を指します。お風呂のみの場合「システムバス」という呼び方が使われることもありますが、とくに違いはありません。
A.浴室の内寸(内部の広さ)を示す規格表記です。たとえば、1616は幅1600mm×奥行1600mm、1620は幅1600mm×奥行2000mmの広さを意味する表記です。住宅の間取りや設置スペースに合わせて複数のサイズが用意されていますよ。
A.既存のユニットバスを交換する場合であれば、一般的に3日〜1週間程度で完了することが多いでしょう。リフォームでは、解体・配管工事・組み立て・仕上げの工程を順に行います。
ただし、在来浴室からの変更や下地補修が必要な場合は、工期が1週間以上かかることもあります。
ユニットバスは、工場で製造された部材を組み立てて設置する浴室で、施工の効率性や防水性、お掃除のしやすさなど、多くのメリットがあります!一方で、デザインの自由度や設置条件など、住まいの構造によっては注意すべき点も。
後悔のないリフォームを実現するためには、浴室の広さや家族構成などを整理したうえで、複数の選択肢を比較しながら自宅に合ったユニットバスを選ぶことが大切です。
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リフォーム後の暮らしが見られる写真がいっぱい!


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