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「お風呂のリフォームって、そろそろ考えたほうがいいのかな……」「補助金が使えるなら、うまく活用したいな」と思っている方も多いのではないでしょうか?この記事では、2025年に活用できる補助金や助成金の制度を、浴室のバリアフリー化や省エネリフォームなどの例とあわせてご紹介!あわせて、TOTOのお風呂リフォームの費用感や、気になる疑問にもお答えしているので、ぜひ最後までチェックしてくださいね♪
※記事の内容は2025年9月時点での情報です。
目次
お風呂をバリアフリー仕様に改修する際には、補助金や助成金が使える場合があります。たとえば、浴槽や洗い場への手すりの設置、入口の段差の解消、滑りにくい床材への交換などが対象です!高齢の方や障がいのある方が、安全に入浴できるように整えたい場合などにぴったりですね。
「お風呂が冬は寒くてつらい……」「給湯器の光熱費も気になる……」と感じている方におすすめなのが、省エネリフォームです!浴室の窓を断熱仕様にしたり、古い給湯器をエコキュートに交換したりする工事は、補助金の対象になることも。国の制度だけでなく、お住まいの自治体でもサポートを実施している場合がありますよ♪
| 制度名 | 対象工事 | 補助金額 |
| 子育てグリーン住宅支援事業 | ・開口部の断熱改修 ・躯体の断熱改修 ・エコ住宅設備の設置 ・子育て対応改修 ・防災性向上改修 ・バリアフリー改修 ・空気清浄機能 ・換気機能付き ・エアコンの設置 など | 最大60万円/戸 |
| 先進的窓リノベ2025事業 | ・ガラス交換 ・内窓設置 ・外窓交換 ・ドア交換 | 最大200万円/戸 |
| 給湯省エネ2025事業 | ・ヒートポンプ給湯機(エコキュート)の導入工事 ・電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機(ハイブリッド給湯機)の導入工事 ・家庭用燃料電池(エネファーム)の導入工事 | 6~16万円 ※性能加算、撤去加算あり |
| 長期優良住宅化リフォーム推進事業 | ・住宅の性能向上工事 ・三世代同居対応改修工事 ・子育て世帯向け改修工事 ・防災性、レジリエンス性の向上改修工事 | 6~16万円 最大160万円(条件を満たすと50万円まで加算) |
| 介護保険 | ・手すりの取付け ・段差の解消 ・滑りの防止及び移動の円滑化等のための床又は通路面の材料の変更 ・引き戸等への扉の取替え ・洋式便器等への便器の取替え など | 支給限度基準額(20万円)の9割(18万円) |
| 自治体の補助金・助成金 | ・手すり設置 ・段差解消 ・省エネ設備の導入 など自治体による | ※自治体により異なる |
お風呂のリフォームでは、複数の補助金や助成金制度を活用できるかもしれません!介護保険や子育てグリーン住宅支援事業、長期優良住宅化リフォーム推進事業といった事業等が、目的に応じて幅広く用意されていますよ。工事の内容や条件によっては、複数の制度を併用できるケースもあります。
ただし、多くの制度では予算上限が設定されており、受付が早期終了する場合も……。申請のタイミングや必要書類を事前に確認し、余裕をもった準備を心がけてくださいね♪
子育てグリーン住宅支援事業は、省エネ住宅の普及を目的に国が行っている補助制度です。新築だけでなく、条件を満たすリフォーム工事も対象になりますよ!
リフォームでは、開口部の断熱改修、躯体の断熱改修、エコ住宅設備の設置の3つの必須工事のうち、2種類以上を実施することが条件です。たとえば、高断熱浴槽や節湯水栓の設置、高効率給湯器への交換などがエコ住宅設備として該当します。
| 対象 | ・リフォームの場合は全世帯 |
| お風呂のリフォーム例 | ・高断熱浴槽の設置 ・節湯水栓の設置 ・高効率給湯器の設置など |
| 申請の期間 | 交付申請:2025年12月31日まで 対象工事期間:2024年11月22日~2025年12月31日 ※予算上限に達した時点で受付終了となる場合がある |
| 補助・助成の金額 | 5万円(※)~60万円 ※本事業における補助額の合計が5万円未満の場合は申請不可。 ただし、11月4日以降は「先進的窓リノベ2025事業」「給湯省エネ2025事業」「賃貸集合給湯省エネ2025事業」のいずれかで交付決定を受けている場合、本事業は2万円から申請可能。 |
| 申請の流れ | 1.登録事業者との工事請負契約を締結 2.リフォーム工事開始-完了 3.リフォーム費用の精算 4.補助金の申請 5.補助金の交付 |
子育てグリーン住宅支援事業の申請は、登録事業者と契約したあとにリフォームを実施し、完了後に書類をそろえて行います。契約書の写しや工事前後の写真、性能証明書、本人確認書類などを忘れないように注意してくださいね。書類に不備があると補助が受けられないこともあるため、余裕を持って準備を進めるのがおすすめです!
先進的窓リノベ2025事業は、窓の断熱性能向上リフォームに対して補助金を支給する制度であり、お風呂の窓も対象に含まれます。「浴室の窓からの冷気が気になる……」という方には要チェックです!窓の断熱性能を高めることで、入浴時の寒さ対策や光熱費の節約効果が期待できますよ。
対象工事には窓ガラスの交換や内窓・外窓の設置があり、登録事業者との契約と基準を満たす断熱製品の使用が条件です。
| 対象 | 登録された窓リノベ事業者と契約し、窓の断熱改修を行う住宅の所有者等(賃借人や管理組合も含む) |
| お風呂のリフォーム例 | ・浴室の既存窓に内窓を新設する工事 ・外窓を断熱性能の高い窓に交換する工事など |
| 申請の期間 | 2024年11月22日以降に着工し、予算上限に達するまで(遅くとも2025年12月31日まで) |
| 補助・助成の金額 | 補助額は工事内容や製品性能により異なり、1戸あたりの上限は200万円 |
| 申請の流れ | 1.登録事業者との工事請負契約を締結 2.リフォーム工事開始-完了 3.リフォーム費用の精算 4.補助金の申請 5.補助金の交付 |
先進的窓リノベ2025事業の利用には、登録事業者との契約とリフォーム工事の実施が求められます。申請資格は既存住宅の所有者、居住者、賃借人で、補助金申請は工事完了後に行う流れですよ。対象製品には性能証明書が求められ、補助額5万円未満の工事や外気に接しない窓は対象外のため、事前確認が大切です!
給湯省エネ2025事業は、高効率給湯器への交換を支援する補助制度として、2030年度に向けたエネルギー対策の一環で設けられました。対象となるのはエコキュート・ハイブリッド給湯器・エネファームの3種類で、新築・リフォームのどちらでも申請できますよ!
登録事業者との契約と設置が条件で、光熱費を抑えながら快適に使える給湯器への切り替えを検討する方におすすめです。
| 対象 | 登録された給湯省エネ事業者と契約し、高効率給湯器を導入する住宅所有者等(個人・法人・賃借人・管理組合など) |
| お風呂のリフォーム例 | ・エコキュート ・ハイブリッド給湯器 ・エネファームの新規設置または既存機器からの交換工事など |
| 申請の期間 | 2024年11月22日から開始、予算上限に達し次第終了(遅くとも2025年12月31日まで) |
| 補助・助成の金額 | 補助額は基本6~16万円/戸台 ※性能加算や撤去加算を含めると最大21万円/戸台まで拡充可能 |
| 申請の流れ | 1. 消費者は施工業者と契約 2. 施工業者がポータルで事業者登録 3. 工事請負契約・共同事業実施規約を締結 4. 工事前の写真撮影と着工 5. 工事完了後、施工業者が交付申請 6. 補助金交付・消費者へ還元 |
申請手続きについては、「給湯省エネ事業者」として登録された施工業者による代行が基本です!利用者自身での申し込みはできないため、工事依頼前に制度対応の可否を確認してくださいね。
契約締結後は着工前の写真撮影などの準備を進め、工事完了後に申請を行います。書類に問題がなければ補助金が交付され、工事費への充当または現金還元のいずれかで受け取れるため、事前に還元方法もチェックしておきましょう!
長期優良住宅化リフォーム推進事業は、住宅の性能向上を図るリフォームに対して補助金を支給する制度です。断熱改修や耐震補強、高効率給湯器の設置といった工事が補助対象となっており、住宅の長寿命化や省エネ化を推進しています。申請には床面積の条件クリアに加え、インスペクションの実施と改修計画の作成が必要ですよ。
工事内容によっては、補助額が200万円を超える場合も!事前の条件確認と計画的な準備が肝心です。
| 対象 | 住宅所有者(共有名義人含む) |
| お風呂のリフォーム例 | ・高断熱浴槽の設置 ・浴室の断熱改修 ・バリアフリー化など |
| 申請の期間 | 【戸建て】2025年6月13日~9月30日 【共同住宅】2025年6月27日~9月30日 (第2期は12月22日まで) |
| 補助・助成の金額 | 上限80~160万円/戸 ※条件を満たすと最大210万円 ※対象費用の1/3まで補助 |
介護保険制度では、要介護・要支援認定を受けた方のお風呂リフォームに対して補助金が支給されます。浴室内への手すり設置、段差解消、滑りにくい床材への変更といった工事が対象となり、費用の7~9割が補助される仕組みです。上限額は支給限度基準額20万円の9割にあたる18万円で、条件を満たせば再申請もできますよ!
申請にはケアマネジャーとの連携が欠かせません。相談することから始めてみてはいかがでしょうか?
| 対象 | 要支援1~2または要介護1~5の認定を受け、自宅に居住している方 |
| お風呂のリフォーム例 | ・手すりの取付け(「インテリア・バー」など) ・段差の解消(浴室すのこ「カラリ床」など) ・滑りの防止及び移動の円滑化等のための床又は通路面の材料の変更(「ほっカラリ床」など) ・引き戸等への扉の取替え など |
| 申請の期間 | 随時申請可能。原則として工事前に申請が必要だが、やむを得ない事情がある場合は工事後の申請も認められる |
| 補助・助成の金額 | 支給限度は20万円。費用の7~9割を償還払いで補助。転居や要介護度の大幅変化があれば再利用可 |
お風呂のリフォームでは、自治体の補助制度を活用できる場合も!省エネやバリアフリーを目的とした内容が中心となっており、制度の詳細や対象条件は地域によって変わります。
具体例として、東京都千代田区では「高齢者向け返済特例制度助成」、大阪市では「高齢者住宅改修費給付事業」を実施中。手すりの設置や浴槽の交換といった工事も対象となる場合があるため、お住まいの自治体の制度を確認してくださいね♪

お風呂リフォームには、どれくらいの費用が必要か気になる方も多いのではないでしょうか?ここでは、TOTO製品を使用したリフォーム費用の目安について紹介します!

※費用は商品代+工事代
※参考価格・工事期間は、TOTOリモデルクラブ加盟の
リフォーム店を対象に実施した
「リフォーム工事見積調査」の結果をもとに算出しています。
※23年2月時点での調査結果
お風呂のリフォームでは、費用面での検討が重要なポイント!マンション向けのTOTO製品は、手頃な価格帯から上位グレードまで豊富な選択肢を提供しており、予算や希望に応じて最適なシリーズを選べますよ。

※費用は商品代+工事代
※参考価格・工事期間は、TOTOリモデルクラブ加盟のリフォーム店を対象に実施した「リフォーム工事見積調査」の結果をもとに算出しています。
※23年2月時点での調査結果
戸建て向けTOTOシリーズでは、選択するグレードによって価格に差が生じます。お風呂だけでなく、洗面所のリフォームもあわせて検討してはいかがでしょうか?シャワー水栓や換気扇といった器具のみの交換も可能であるため、目的に応じた検討をしてくださいね♪
お風呂のリフォームを考えはじめると、「どれくらい費用がかかるの?」「補助金って使えるの?」など、気になることがたくさん出てきますよね。ここでは、よくある疑問をピックアップして、わかりやすく解説していきます。
A.お風呂のリフォーム時期は、おおむね20年が目安です。
ただし、使用状況や掃除頻度によっては20年未満でもリフォームのタイミングになる場合も。経年劣化により水栓や換気扇の不具合、タイルやつなぎ目のひび割れが生じたらリフォームをするタイミングかもしれませんよ。
A.お風呂のリフォームに活用できる補助制度が各自治体で用意されています。
対象工事や申請条件は自治体によって異なるため、事前確認が肝心!制度を効果的に活用するため、最新情報のチェックを心がけてくださいね。
A.複数助成金の併用可否は、各制度の内容によって決まります。
たとえば、「住宅省エネ2025キャンペーン」内の3事業では同一箇所でなければ併用可能ですが、「長期優良住宅化リフォーム推進事業」との同一工事箇所での併用は認められていません。申請前の条件確認も欠かさず行いましょう!
お風呂のリフォームには一定の費用がかかりますが、補助金を活用すれば負担を大幅に軽減できます。ただし、各制度には申請期間や条件があり、予算上限に達すると受付が終了する場合も……。申請前に、各補助金の最新情報をチェックすることが重要です!理想のお風呂を実現するため、まずはお住まいの地域で利用可能な制度を確認してくださいね♪
「補助金の条件に本当に当てはまるの?」「用意する書類が間違っていないか不安……」という方もいるかもしれません。困ったときはプロに相談するのが安心ですよ!TOTOリモデルクラブ店では、ライフスタイルにあわせたリフォームプランから補助金に関するアドバイスまでサポートいたします。ぜひお近くの店舗までお越しくださいね。
リフォーム後の暮らしが見られる写真がいっぱい!


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