

造作洗面台とは、希望に合わせて一から個別に製作するオリジナルの洗面台のことです。この記事では、造作洗面台のタイプやメリット、後悔しないための注意点まで詳しく解説!また、まるで造作したような洗面空間を実現できる、TOTOの「ドレーナ」の特長や魅力、実際の施工例についても紹介しますので、最後までチェックしてくださいね。
目次

造作洗面台とは、既製品ではなく、自分の好みやスタイルに合わせてオリジナルな仕様にカスタマイズする洗面台のことです。洗面ボウル、ミラー、カウンター、水栓、収納、照明など、一つひとつのパーツを自由に選択し、世界に一つだけのオリジナルの洗面台を作り上げられます。
自分のライフスタイルや、家の空間に合わせて自由にデザインできるので、「おしゃれな洗面台にしたい」「機能性を追求したい」という方におすすめですよ!
オリジナルの洗面台が作れるのが造作洗面台の魅力ですが、メリットはそれだけではありません。ここでは、造作洗面台の魅力的なポイントをいくつか紹介していきます!
造作洗面台の最大の魅力は、何といっても世界に一つだけのオリジナルデザインが実現できる点です。素材や色、形状を自由に選べるので、自分の好みやライフスタイルにぴったりの洗面台が作れます。毎日使う場所だからこそ、自分だけの特別感を味わえるこだわりの空間にしてみたいですよね。
造作洗面台なら家のインテリアに合わせてデザインできるので、全体の雰囲気に統一感を出せます。既存の洗面台の場合は選択肢が限られてしまいますが、造作洗面台ならそんな心配もありません。ナチュラルテイストやカントリー調など、家全体のイメージに合わせて自由に洗面台をデザインできますよ。
特殊な間取りに設置する場合、既製品だと無駄なスペースができてしまうことも……。しかし造作洗面台なら、高さ・奥行き・幅などを設置したい場所に合わせて調整できるので、どんなスペースでもフィットした洗面台を作れます。限られたスペースを有効活用したい方にもおすすめですよ。
「憧れの造作洗面台を設置したものの、思わぬところで失敗してしまった……」そんな経験をした方もいるかもしれません。せっかく理想の洗面台をつくるなら、後悔のないようにしたいですよね。そこで、造作洗面台で後悔しがちな7つのポイントとその対策をご紹介します。
造作洗面台は、洗面ボウルとカウンターが別々になっている場合がほとんどです。そのため、継ぎ目に水滴やホコリがたまりやすいという問題があります。また、木材やタイルなど素材によってはメンテナンスの頻度が多くなることも。
◎ポイント
・水が付着しやすい洗面ボウルやカウンターの部分に防水性のある既製品を使うと、汚れに強くなる
・カウンターではなく壁に取りつける「壁付き水栓」を選ぶと、水栓周りの掃除が格段に楽になる
造作洗面台をつくる際は、デザイン性と機能性のバランスが大事!とくに浅い洗面ボウルを選択すると、水はねが起きやすくなってしまいます。水栓の高さや水圧も関係してくるので、注意が必要です。
◎ポイント
・水はねが気になる場合は、低めの水栓を選ぶのがおすすめ
・深めの洗面ボウルを選ぶと、水はねを軽減できる
カウンターに木材を使用した場合、日々の使用で水が染み込んでカビやシミが発生しやすくなります。一度カビやシミができてしまうと、元に戻すのは大変……。見た目が悪く前に対するすることが肝心です。
◎ポイント
・防水性の高い素材(人工大理石など)を選ぶ
・使用後は必ず拭き取りを行い、水分を残さないようにする
デザイン性にこだわるあまり、使い勝手の悪い水栓を選んでしまうという失敗はありがちです。通常使っている分には問題なくても、髪をとかしたり掃除したりするときなどホースが伸びた方が便利なケースは少なくありません。
◎ポイント
・洗髪や掃除のしやすさを考慮するならシャワーヘッド付きの水栓を選ぶ
・水温調整が簡単にできるか、水栓の位置は使いやすいかなども慎重に検討する
造作洗面台ならコンセントの位置や数も自由に決められますが、それがかえって後悔の原因になることも……。見た目を気にして目立たない位置に配置すると、ドライヤーやヘアアイロンが使いにくくなってしまいます。
◎ポイント
・使用する電化製品の数や種類を考慮して、十分な数のコンセントを設置する。
・使用頻度の高い電化製品の配置を想定して、コンセントの位置を決める。
造作洗面台は見た目重視になりがちで、結果として収納スペースが少なくなってしまうことはよくあります。とくに洗面台下のスペースをすっきりさせようとして、タオルや洗剤などの収納に困ることも少なくありません。
◎ポイント
・使用するものに応じて、複数箇所に収納スペースを設ける
・ニッチ(壁をくりぬいてつくる収納スペース)の設置や、収納つきの鏡を選ぶなどの工夫をする
造作洗面台はオーダーメイドなので、既製品と違ってできあがるまで実物を確認できません。思い描いていたイメージと違った仕上がりになるリスクもあるので、慎重なプランニングが必要です。
◎ポイント
・理想に近い実例画像を見て完成イメージを確認する
・素材のサンプルを実際に見て触ってから決定すると、イメージのズレが減る
造作洗面台は、オリジナリティを追求するほど、使う建材や工程も増えて費用が高くなります。特殊な素材やデザインを選択すると、予算を大きく超える可能性も……。予算に対してどこまでこだわりを反映させられるかの線引きが大切です。
◎ポイント
・予算に余裕を持たせて計画を立て、予想外の出費に備える
・一部既製品を組み合わせることで、コストを抑えつつオリジナリティも出せる
造作洗面台で選択できる洗面ボウルのスタイルは、主に5種類あります。それぞれに違った特徴、メリット・デメリットがあるので、デザインと機能性のバランスを考えて自分に合ったものを選ぶことが重要です。
ベッセル型は、カウンターの上に洗面ボウルを置くタイプです。デザイン性が高く、まるでアート作品のような雰囲気を演出できますよ。豊富なデザインから選べるのも魅力です。しかし、洗面ボウルとカウンターの間に隙間ができやすいので、掃除が少し面倒かもしれません。

半埋め込み型は、洗面ボウルが半分カウンターに埋め込まれたデザインで、ホテルやマンションでよく見られるタイプです。スタイリッシュなデザイン性が魅力ですが、ボウルを埋め込む分、カウンターに厚みが出てしまう点に注意してくださいね。

埋め込み型は、洗面ボウルがほとんどカウンターに埋め込まれたタイプです。すっきりとした印象でモダンな雰囲気を演出できますよ。お手入れもしやすいですが、カウンター下の収納スペースが少し制限されてしまうかもしれません。

アンダーカウンター型は、洗面ボウルをカウンターの下から取りつけるタイプです。カウンタートップがすっきりとした見た目になり、お手入れもしやすいです!その一方で、カウンター下にボウルがせり出すので、収納スペースが少し狭くなるかもしれません。

カウンター一体型は、カウンターと洗面ボウルが一体化したデザインです。使用できる素材に制限がありますが、つなぎ目がないので水はねも気になりません。お手入れが楽になりますよ。

造作洗面台を完全にゼロから考えてつくるのは大変です。TOTOのドレーナなら、好みに合わせてパーツを選ぶだけで自分らしい洗面空間に!デザイン性と機能性を無理なく両立できます。
しかも、ショールームで実物を見ることができるので安心。まるで造作したような洗面化粧台を手軽に実現できる、そんな魅力がドレーナにはあるのです。

ドレーナは、造作洗面台のようなデザイン性と日常使いに安心な機能性をどちらも叶える洗面化粧台です!
キャビネットは「ラフペールウッド」「ラフスモークウッド」「ラフナチュラルウッド」「ラフシェンナウッド」の4種類から選べ、カウンターは人気のモルティエグレーもセレクト可能。さらに表面には耐水性・耐久性に優れたメラミン素材を採用し、リアルな質感と毎日の使いやすさを兼ね備えています。
また、水栓やバックパネルのカラーバリエーションもたくさん!インダストリアルからナチュラルまで、自分好みの洗面空間を自在にコーディネートできますよ♪

毎日の使いやすさを追求した洗面ボウルと水栓もドレーナの魅力の一つです。
広くて深い「陶器製広ふかボウル」は、バケツや衣類などかさばるものの手洗いにも最適で、水はねの心配が少なく快適に使えます。ボウルはコーナーに配置された排水口へ自然に水が流れる設計だから使うたびにきれいに。
さらに、TOTO独自の「セフィオンテクト陶器ボウル」を採用し、汚れがつきにくく落としやすいのも嬉しいポイントです。ホースを引き出せる水栓にすれば、ボウルのすみずみまで洗い流せて、日々のお手入れが簡単になりますよ。

ドレーナは、空間に合わせてキャビネットやカウンターのサイズを選択できます。
片寄せボウルプランを選べば、カウンター上には入浴後の着替えなどを置くことができ、カウンター下のオープンスペースも自由にアレンジ可能。空間をムダなく活用できます。
ボウル下をオープン棚にすれば、タオルや日用品の出し入れもラクラク。どこに何をしまったか一目で分かりやすくなりますよ。さらに自分好みの収納ツールを組み合わせて、より快適で自分好みの洗面空間にアレンジするのも◎

「収納スペースが足りない……」という悩みも、ドレーナなら心配無用!
たっぷり収納できるキャビネットに加えて、鏡の裏にも便利な収納スペースを備えています。鏡は木枠付きの木枠一面鏡と、スタイリッシュな雰囲気のミラーキャビネット三面鏡から選択が可能。コンセントも鏡の裏に隠せる仕様なので、見た目もすっきり!
また、鏡の横にサイドキャビネットを設ければ、収納力がさらにアップ。雑貨や小物を飾ってインテリアも楽しめます。鏡枠やカウンターと同じカラーを選べば、統一感のある空間に仕上がります。
TOTOのドレーナで、どんな素敵な洗面空間が作れるか気になりませんか?実際のコーディネート例を見ると、イメージがグッと湧いてきますよ。ここでは、ドレーナを使ったおすすめの施工例をいくつかご紹介します。理想の洗面所づくりのヒントにしてみてください!

開放感のある間口1200mmの洗面化粧台です。カウンターはモルティエグレー、キャビネットはラフスモークウッドのバイカラー仕様で、空間に落ち着きと洗練さを加えます。カウンター上のバックパネルは、メトロホワイトのサブウェイタイル調がアクセントに。お好きな収納ツールをカスタマイズして、自分らしい使い方を楽しめます。

間口1200mmの広々とした洗面化粧台です。ラフスモークウッドの扉とカウンター、鏡も同色の統一コーディネートができます。収納付きの木枠一面鏡と陶器製広ふかボウルで機能性も抜群。毎日の身支度が楽しくなりそうな洗面化粧台です。

カウンターとキャビネット、鏡、サイドキャビネットまでカラーと形状を統一し、凹凸を抑えたデザインで無駄のない美しさを実現しました。水栓は左右に動かせるハイネックスウィング水栓。ホースを伸ばして使えるので、毎日の洗面がもっと快適になります。

間口1500mmの広いカウンターで、家族みんなで使いやすい化粧洗面台です。陶器製広ふかボウルと、歯ブラシや排水溝を洗浄・除菌できる「きれい除菌水」搭載で機能性も抜群。ミラーキャビネット三面鏡のワイド照明で、明るく快適な空間になります。ゆとりのある洗面化粧台で、洗濯物のつけ置きやアイロンがけなどの家事を家族と一緒にできますよ。

ラフシェンナウッドのカウンターとキャビネットが温かみを演出するヴィンテージな雰囲気の洗面化粧台です。ノールグリーンのボーダータイル調バックパネルが爽やかなアクセントとなり、ベッセル式の洗面ボウルと木枠の一面鏡が空間に上質な落ち着きを添えます。ランドリースペースとも自然に調和し、木の温もりとタイルの爽やかさが調和する心地よい日常を叶えます。

ホワイトの扉をベースとした清潔感あふれるデザインです。ホワイトの扉とラフナチュラルウッドのカウンター で爽やかな印象に。陶器製ベッセル式ボウルと木枠一面鏡が優しい雰囲気を作り出します。

間口1000mmのゆったりとしたサイズで、三面鏡にサイドキャビネットがついた洗面化粧台です。オープン収納は実用性抜群で、タオルや洗面用品をきれいに整理整頓できます。魅せる収納としても活用でき、お気に入りのアイテムをディスプレイして自分らしい空間づくりが楽しめます。

間口1800mmのワイドなサイズで、木枠一面鏡が2つ並んだ贅沢な洗面化粧台です。ラフシェンナウッドのキャビネットとノールグリーンのバックパネルがシックな印象を演出します。家族みんなが同時に使える広々とした洗面空間で、朝の身支度もゆとりを持って行えます。

ナチュラルな木目調で、生活に溶け込む自然な空間を演出した洗面化粧台です。ラフペールウッドの扉とカウンターで温かみのある雰囲気に。玄関にセカンド洗面を設置すれば、お客さまをおもてなしできます。子どもの帰宅時の手洗い・うがい習慣づけに役立ち、いつでも清潔にすごせますよ。

間口900mmのゆったりとしたサイズで、ラフナチュラルウッドのカウンター・扉カラーが温かみを演出する洗面化粧台です。窓から自然光差し込む場所に設置すれば、リゾートのような癒しの空間を演出できます。木枠一面鏡が空間全体にナチュラルな統一感をもたらし、毎日の身支度が心地よくなります。
造作洗面台は、唯一無二のオリジナリティあふれる空間を作れるのが最大の魅力です。メリットや注意点を押さえつつ、TOTOの「ドレーナ」など手軽に要素を組み合わせられる製品を選べば、デザイン性と機能性を両立できますよ。自分好みのスタイルを選んで、毎日の生活を快適に彩る洗面空間を作ってみませんか?
TOTOの「洗面化粧台診断」を使えば、あなたにぴったりの洗面台が見つかるかもしれません。ライフスタイルや好みに合わせて、理想の洗面空間づくりをサポートしてくれますよ。きっと新しい発見があるはずです!ぜひチェックしてみてください。
リフォーム後の暮らしが見られる写真がいっぱい!


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