物件全体
キッチン・リビング
トイレ
キッチン・リビング
部位別費用不明
トイレ
部位別費用不明
総額
1300万円
公開日:2012年10月19日
掲載実例の情報は、リモデルクラブ店が⼿掛けた実際のリフォームの内容となります。お客様のご⾃宅の条件、お選びになる仕様、製品によって費⽤、施⼯期間等は異なります。掲載費用は実例公開時点の金額です。
Before
After
Before
After
物件全体
キッチン・リビング
トイレ
怪我をされたおばあちゃんの回復を待って、リハビリ後、帰宅されるにあたり、おばあちゃんが、安心して安全に過ごせると共に、家族が便利で、気持ちよく介助できる環境を望まれました。 また、キッチンとL・Dとの関係で、それぞれが独立した状態ではなく、つながりのある、家事の動線に配慮したプランを望まれ、全体的な収納にも考慮しながら、それぞれの要望を満たす総合的に家族が楽しく快適に過ごせる住空間を望まれ、次のようなコンセプトで設計、提案しました。 □おばあちゃんを中心とした、家族みんなの動線に配慮しながら、各部屋の位置関係や構成を考えました。おばあちゃん室に面して多目的スペースを設け、この多目的スペースをコアとしながら、「おばあちゃん室」をはじめ「トイレ」や「控え室」「キッチン」専用玄関につながる「L・D」「既存の玄関」「階段室」といった各部屋を接続させ、ハブ的空間として配置しました。おばあちゃんをはじめ家族みんなは、この多目的スペースを通って介助や家事などを効率よく行います。 □介護を考える上でも重要なトイレを、タイル張りから床板張りに変えると共に、既存の向きを 90°変更し、入り口を3枚連動引き戸にすることで、車いすでのアプローチを容易にしながら、介助行為を安全に且つ的確に行えるようにしています。 また、隣接する勝手口室を介して採光できるように工夫しました。 □多目的スペースは、前述したハブ的空間として、各部屋を機能的に結ぶ役割の他、車いすを使った各部屋へのアプローチで、転回行為などを容易にし、トイレでの介助行為に十分なスペースを与え、作業の安全性と、効率化に寄与しています。 また、キッチンとリビングへのアプローチは、それぞれに出入り口を設けず、1台の3枚連動引き戸を右から開けるか、左から開けるかで、それぞれの部屋への出入りを使い分けました。 □おばあちゃん室は、多目的スペースに面し、トイレへ直線的にアプローチできるように計画し、トイレへの出入りを容易にしています。また、おばあちゃん室に接する控え室は、可動間仕切りで区画し、介護が必要な場合など、一体的に使えるように工夫し、収納の確保にもつとめました。 □おばあちゃんが車いすを使って外部へ出入りする場合、既存玄関の形態をこのまま維持して欲しいと望まれたので、新たに専用玄関を設けました。おばあちゃんの専用玄関をリビングの一角に設けることで、出入りするおばあちゃんを、リビングやキッチンにいる家族が容易に見守ることができ、目の行き届いた介助ができるようになります。また、専用玄関からは、滑り止めの付いたスロープを介して既存の外部通路につなげ、もちろん、前面道路までの間は外部手摺りを設けて安全性を確保しています。 □既存のキッチンは独立した存在でした。今回のリモデルでは、対面式ではなく、セミ対面式としながら連続性を持たせることにしました。洗濯機を移設した勝手口室へのアプローチや、家事動線を考慮して、キッチンのレイアウトをII型としながらその見付けを開口し、大きめのカウンターを設けてダイニングとつなげました。キッチンと一体的になったダイニングへの配膳や下膳は、そのカウンターを介して行われ、作業の効率化を図っています。カウンターの上下には棚を配し、収納を確保すると共にダイニング廻りの嗜好品やスパイスなどの置き場として活用されています。 また、その棚を支える柱は、お茶の先生をなさる施主様を意識して、銘木である榁[ムロ]の変木を用い、L・Dのシンボリック的な存在になっています。
リモデルクラブ店は、TOTOがおすすめする「あんしん」のお店です。
日本全国のリモデルクラブ店の中からお客様が「あんしん」して リフォームをお任せいただけるお店を探せます。
お気に入りに保存しました