No.10014　Ｓ様邸浴室リフォーム

バリアフリー

10年前、障害を持つことになられたご主人のためにトイレ・浴室の改修を行いました。 この改修で自立した生活を送っておられましたが、年齢と共に筋力が衰えお一人での入浴が困難になられた為、今回のバリアフリー工事を行いました。 まずは洗面所から浴室への出入り口には、バリアフリー3枚引戸を設置。段差をなくすことで、スムーズな浴室への移動が可能になりました。 浴槽は以前から埋め込まれてましたが、ご主人がお一人でも移動可能である5cmの段差をつけ、洗い場のお湯が浴槽内に流れ込まないようにしました。 また、奥様が浴槽に入られる際に利用できるよう手すり付の袖壁を設け、ご夫婦に安全に入浴していただける様、配慮しました。 「昇降式車椅子で浴室へ移動→昇降式車椅子から洗い場へ降りる→埋め込まれた浴槽へ」というスムーズな動線ができ、ご主人お一人での入浴が可能になりました。