思い出ある実家を大切に住み継ぐリノベーション

古民家再生

建て替えではなく、たくさんの思い出の詰まったご実家を住み継いでいきたいとお考えでした。 ご実家は伝統工法で建てられた風情あるお住まいでした。耐震性能の向上や屋根の軽量化、柱の補強等で安心して住まうことのできるようお家を「強化」。 構造上、撤去が難しい「差し鴨居」や「大黒柱」はそのままに、クロスで仕上げ洋風に。付梁のような立体的なアクセントになり、リビングの雰囲気がより一層素敵になりました。 間取りは生活動線、家事動線を考慮し、極力無駄のないように工夫しました。 かわいらしいインテリアはお施主様のこだわりです。一段と目を惹くキッチンのペンダントライトは、あえて色違いに。3色とも絶妙な色合いで、遊び心もあり統一感ももたせています。また、パントリーのアーチ型出入口もポイント。パントリー中のチェック柄のクロスとの相性は完璧です。キッチンの横にはワークスペースを造り、インテリア用の飾り棚を設置。雑貨がお好きな奥様の大切な場所になりました。 思い出のたくさん詰まったご実家に新たな息吹を吹き込み、これからも長く住み継いでいけるお家になりました。