三世帯が自然とつながる、温かな住まい

家族の変化

■家族それぞれのプライバシーを守りながら、心地よい繋がりを感じられる間取り 共用のファミリークローゼット 　和室の一部をファミリークローゼットへ改装し、各部屋から直接アクセスできるように４つの入り口を設置。 　朝の準備や衣類管理がスムーズになり、家族が自然と集まるスペースに。 　日常の中でのコミュニケーションのきっかけを生む場所としても機能します。 　リビング側にはカーテンを設け、見た目もすっきりとし、冷暖房の効率もアップ。 水回り・家事動線の工夫 　洗面所と脱衣室を分けることで、女性が多いご家族でも重なることなく快適に使用できる間取りに。 　また、元の勝手口を広げてドライクロークに改装。洗濯から乾燥まで全てこの部屋で対応。 　雨の多い石川県の生活には欠かせない部屋。乾いた洗濯物はファミリークローゼットに収納。 　日々の家事がスムーズに進むよう家事動線が効率化。 ■より安心で快適な住まいへ 耐震性 　筋交いを追加し、基準の80％まで耐震性を向上。 　東日本大震災を経験されたご家族が、安心して暮らせる強度の高い住宅をプランニング。 断熱性 　和室と洋室A以外の１階には、天井と壁にウレタン断熱100ｍｍを吹き付け、低炭素住宅相当の断熱レベルを実現。 　冬の寒さに悩まされていた住まいを、ぬくもりあふれる空間へとリモデル。 ■家族の想い出を大切に引き継ぐ 続き間だった広い和室は、仏壇の位置を変更し面積を縮小する形となりましたが、材料を再利用することで面影を残しつつ 次世代へ繋ぐ和の空間へと仕上げました。 　●柱、長押し、廻縁→再利用 　●襖、障子→貼り直して再利用 家族の想いを大切にしながら、既存の設備を再利用することで、コストを抑えたプランニングを目指しました。 （その他　和室B、洋室Aは模様替えのみとする、玄関土間タイルの再利用　など）