高齢化社会の在宅介護を支えるトイレ空間

高齢な父をこれから、施設ではなく在宅で見守ろうと決めた時、日々の生活の中で一番気になったのが排泄行為のお世話です。排泄の介助は、食事や着替えなどの介助とは違い、その人の尊厳にも関わるデリケートな手助けで、介助する方も受ける方も、作業に対する負担と、精神的な負担がかかると思います。 今回のリフォームによって、安全に排泄行為の介助ができることはもちろん、シャワーを利用しての洗浄や排水で、清拭よりも素早くきれいにできることや、トイレの床をきれいに保てることがとっても素晴らしく、うれしいです。 桧の匂いや木目に癒やされながら、快適なトイレ利用を楽しんでいます。 おかげ様で父も率先してトイレに行くようになり、日に日に元気になっていくように感じます。