緑に囲まれて

おうち時間を楽しむ

築70年経過した古民家、この地区では養蚕業が盛んでした。 玄関はいって素通しに見える和室6帖の迎えの間、その奥に堀こたつのある8帖の居間、奥には和室が 田の字型に配列しています。 まず考えたのが、南に面した和室6帖と8帖を一つの空間として、大きなリビングにする事 イスでの生活とくつろげる場所ができるように、8帖をフローリング、6帖を琉球畳にし あぐらをかいてもよし、疲れたら寝そべるもよしのリビングにしました。 元々あった6帖と8帖にあった4枚引違い格子戸は、玄関に移動し3枚引き戸に改修 玄関からの視線を妨げ、ゆっくりとした時間が過ごせるようにしました。 その奥の8帖は2階の床兼用の天井、防塵対策の為、突板の市松張りにて天井を造り 斬新さをかもし出してみました。