【梁のある住宅】築150年以上の住宅のリノベーション

デザインリフォーム

築年を重ねたその住宅は 増築の度に段差ができて住みずらいというのが第一印象でした。 お施主様のご要望を並べますと ・広々としたＬＤＫにする ・最新の設備にしてかつオール電化にする などがございました 今回特に熱望されたことがあります。 それは ベテラン大工たちも圧倒されるほどの立派な梁を生かすことでした。 はじめてお邪魔し玄関を入った際に息を飲んで立ちすくんだ記憶が今でも蘇ってきます。 この梁は生かさなければ！と使命のようにも感じました そういった経緯もあり今回のリノベーションは 古いものと新しいもの、悠久の歴史と今をつなぐが必然的にメインのテーマとなっていきました。 奇しくも玄関横の屋根裏には昔、お蚕様を飼ってみえたとのこと。 まさに糸つむぎの玄関はそのまま今回の工事のテーマ【つなぐ】でありました。 半年に及ぶ大工事でしたが訪問された方だけでなく関わった者がみな感動できるような 悠久のリノベーションとなりました。