新村木材店 設計室 一級建築士事務所の実例詳細
物件全体
キッチン・リビング
キッチン・リビング
部位別費用不明
総額
360万円
公開日:2019年12月3日
掲載実例の情報は、リモデルクラブ店が⼿掛けた実際のリフォームの内容となります。お客様のご⾃宅の条件、お選びになる仕様、製品によって費⽤、施⼯期間等は異なります。掲載費用は、実例公開時点の金額であり、また税抜き価格となります。
Before
After
Before
築50年経つお家のリモデルにおいて、建物が古いため、リモデルしたい部分は数多くありましたが、限られた予算枠と、緊急度に応じて、外壁全体のリモデルと屋根の一部の改修、そしてキッチンのリモデルの3つに絞られました。 特に現在のキッチンは、50年の間に多少の手直しはしてきたものの、今回床板の一部が下がり、構造的に危険になったことや、排水管からの漏水など根本的に見直す必要が生じ、今回のリモデルにいたりました。キッチン全体をリモデルするにあたり、次の要望を頂きました。 ■天井の高さが低く、圧迫感があり、特に背の高い娘には抵抗があるようで、その点を改善して欲しい。 ■安心できる気持ちの良いキッチン空間が欲しい。 ■キッチンというかぎられた空間ではあるが、料理のしやすさを考慮して、できるだけ使い勝手の良い動線や収納を、今ある食器棚や冷蔵庫を利用して考えてもらいたい。
After
■天井の高さを低くしていた原因である梁を露出させ、キッチンが平屋部分にあったことを生かし、屋根勾配に合わせた斜め天井として、天井の高さを確保する一方、露出させた梁の演出などにより、気持ちの良いキッチン空間を提案しました。 ■既存の梁を露出させ、梁下ぎりぎりでウォールキャビネットの設置を可能にしたことと、そで壁を設けて棚を構成したことで、収納をできるだけ確保しました。 ■既存の食器棚を2カ所に分割配置し、システムキッチンの配置を考慮しながら冷蔵庫を隣接させ、作業効率の良い動線プランを提案しました。
物件全体
キッチン・リビング
機能向上
■ご要望内容 今のキッチンは、天井の高さが低く、心理的に圧迫感があり、特に背の高い娘には抵抗があるようで、その点を改善して欲しい。 安心出来る気持ちの良いキッチン空間が欲しい。 ■ご提案内容 既存のキッチンは平屋部分に建てられ、低い天井高を決定づけていたのが天井裏の小屋梁でした。そこで、梁下の低い天井を撤去し、平屋部分の小屋裏を空間として生かすため、屋根勾配に合わせた斜め天井として再構築しました。これによって露出した小屋梁を、これまで天井を低くする元凶として、小屋裏でひっそり黒くすすこけていましたが、キッチンのシンボルとして再生させました。 この小屋梁は、当時よく利用されていた地松(黒松)が太鼓挽で使われており、それを研磨して無着色のクリアな塗装で仕上げました。昔の目のつんだ松は銘木のようによみがえり、今やキッチンの象徴です。更に、キッチンのコンロをIHにすることで、その斜め天井に無垢の羽目板(赤松)を施工しました。これにより、木のぬくもりが温かい天井と、先ほどのダイナミックでシンボリック的な小屋梁とが融合し、そこにいる人を優しく包み込むような、気持ちの良い空間を構成することができました。 ■ご要望内容 キッチンというかぎられた空間ではあるが、料理のしやすさを考慮して、できるだけ使い勝手の良い動線や収納を、今ある食器棚や冷蔵庫を利用して考えてもらいたい。 ■ご提案内容 食洗機を搭載したI型2100のシステムキッチンを中心に、L型の配置で、レンジなどのキッチン家電を専用に設置するコーナーを設け、冷蔵庫を隣接させると共に、今まで一体で使用していた食器棚を2カ所に分割対面配置させることで、キッチン全体における作業動線の効率向上を図りました。既存の天井を撤去し小屋梁下までを十分活用することで、ショートウォールキャビネットの設置を可能にしたことや、家電専用コーナーの上部に棚を設けたことなどで、収納をできるだけ確保しました。 出窓の窓台が、ちょっとしたもの置きスペースになることや、空間の広がりに一役買っています。更に、窓台がステンレスだったことで、その採光反射により部屋が明るくなったことなど、出窓による思わぬ効果が発揮されました。 また、勝手口への入口に引き戸を設置すると共に、天井の高さが高くなったことで、その側壁を利用してエアコンの設置が可能になり、部屋の温熱環境にも配慮することができました。(壁、床、天井はそれぞれ断熱処理済み) その他、家全体に対する将来のバリアフリー化を考慮して、キッチンの床レベルを居間の畳高さに合わせて施工しています。
生活スタイルの変化 ■キッチンが新しくなり、使いやすくなったことや、今までとは異なり、圧迫感がなくなった開放感と、木のぬくもりを肌で感じる居心地の良さからか、不思議にもこのキッチン(台所)で料理がしたくなる衝動に駆られます。 おかしなもので、夜遅くまで、娘と二人でケーキなどを焼いてキッチンを堪能しています。 リモデルしてスマイルになったこと ■娘は毎朝、キッチンの小屋梁を眺めてから出勤するのが日課になりました。我が家の長い歴史の中で、人知れずキッチンを支えながらも今まで日の目を見なかった小屋梁が、今回のリモデルを通して、新たにキッチンのひいては我が家の象徴として蘇ったことに、非常に感動しています。 ■天井も高くなり、すっきりとしたキッチンは、家族みんな、家の中で一番好きな場所になりました。
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