(有)水専の実例詳細
物件全体
キッチン・リビング
浴室
トイレ
洗面所
その他
キッチン・リビング
540万円
浴室
78万円
トイレ
78万円
洗面所
95万円
その他
300万円
総額
1091万円
公開日:2019年10月9日
掲載実例の情報は、リモデルクラブ店が⼿掛けた実際のリフォームの内容となります。お客様のご⾃宅の条件、お選びになる仕様、製品によって費⽤、施⼯期間等は異なります。掲載費用は、実例公開時点の金額であり、また税抜き価格となります。
Before
After
Before
After
Before
After
Before
After
Before
After
Before
生活動線がとても長く、所々に床の段差がある為、転倒の危険と台所・お風呂が寒いのがお悩みでした。 ・明るい台所と使いやすく綺麗なキッチンにしたい。 ・明るく暖かいお風呂と脱衣場にしたい。 ・段差でつまづかないか心配。 ・家事動線を短くしたい。 ・家が地盤沈下で、傾いているので直したい。
After
ヒートショックや転倒など、お家の中での事故を未然に防ぐ為、断熱・遮熱をしっかり施工する事と生活動線を短くするプランの提案をしました。又、屋外にスロープを設ける事で外からのアプローチも容易に出来る様にしました。 又、お互いが日常、顔を見合わせられる時間を長く作れるよう、アイランド型にキッチンを配置したLDKとし、奥様の家事導線を短くする為、隣接して洗面脱衣室とユニットバス・トイレを設けました。 ヒートショックの原因でもある、各室の寒暖差も減らせるように、光冷暖という次世代空調設備を取り入れ、屋根・外壁・床・外窓の断熱性能を上げる提案をしました。
物件全体
キッチン・リビング
浴室
トイレ
洗面所
その他
古民家再生
計画段階で、一番最初に取り組んだ事は、弊社の理念でもある「我が社は、快適で使い易く安心して住み続けられる住まいを提供し、お客様とその住まいの健康に寄与する。」とあります。リフォーム前は現在の不便な所や快適でない部分を改善する事に注力しがちですが、そこを解決する事は容易です。しかし、施主様がご高齢になればなるほど注力すべき点は、現在ではなく未来にあると思っています。なぜなら人は歳を取る事により、身体や心境に変化が起こるからです。当たり前の事ですが、現在60歳の人が80歳になった自分の姿をあまり深く考える事がありません。自分の親を見てきてはいるものの、実際自分がその歳にならなければ、分からない事だらけです。今回は、施主様が70代という事もあり、計画段階で一番重視したことは、ご夫婦のゴールを決める事です。何十年と連れ添った夫婦でも、人生のゴールまで細かく話し合わない事が多いからです。なぜゴールを決める必要性が有るのか?それは、残りの人生を我が家で安心して住んで頂くためです。将来の事は誰にも分かりませんが、それでもゴールを決める事で目標ができ、将来を見越した備えもでき、生活にもメリハリが出ると考えるからです。 その為には、老後の住まいに対する考え方をご主人様と奥様にそれぞれお伺いする事です。ここに一番時間を使います。それぞれの考えを一つずつ書き出していく作業を行う事で、お互いの老後の考え方や価値観の違いが浮かび上がってきます。 ~提案1~ 将来2階に上がる事は無くなるが、今は上がる事ができる。 ・ご主人様は2階はいらないので、階段を取ってしまい取り外しができる蓋をすればいい。必要であれば、蓋を開けハシゴがあれば登れる。 ・奥様は、捨てる事ができない物は、できれば2階に置いておきたいというご要望が。 そこで提案させて頂いた事は、 ?現在急な階段の位置を変える事で、緩勾配にして手摺を設ける事により、捨てられない大切な物をいつ でも取りに行く事ができるという安心感を与える。 ?リフォーム前に2階の要らない物は全て処分する事で、いずれ2階の要らない物を捨てなければいけな いと思うストレスを減らす。 ?階段を塞がなかった事で、階段から冷暖気が出入りする事に、ご主人様から奥様に対して「あの時、塞 いでおけば良かったのに」とならないように、階段の登り口に断熱ドアを設け、2階と縁を切る事によ り1階の断熱効果を高め、料理好きな奥様の足元に冷気が流れない様にする。 この様に夫婦の考え方のズレを一つずつ解決していきながら、今回は半年かけて平面プランを完成させました。 その平面プランには、「以前はこうだったから今回は・・・」というフレーズは出てきません。 「ゴールがこうだから将来に備え、こうしておこう」というプランになっています。 ~提案2~ ?将来ご主人様が自力で移動する事が困難になった場合、まずは奥様が離れから和室に寝室を移動して介助をする。デイサービスを受ける状態になってきたら、和室の襖を取り払いオープンな状態にして介護しやすい様にする。 この様に将来起こりうるであろう問題に困らずに対応できるように、一緒に事細かく将来設計を行いました。 最後に、使わなくなった応接間に使い古びた革製品でできたレトロな赤茶色のソファーがありました。てっきり処分されるのかと思いきやリフォーム前に「そのソファーは、倉庫に片づけるから」と言われ倉庫に運び出しました。新しいリビングになるので、買い換えられても良いのにと思っておりました。 リフォーム完成後、早速ご主人様がリビングにあのソファーを嬉しそうにセッティングしておられました。古い物を大切に使われる方なのかなと思いましたが、よくよく尋ねると20年近く前になるそうですが、娘さんから貰った大切なソファーでした。 口にはされませんでしたが、長年使う事ができなかったソファーをリフォームが完成したら、リビングに置いて自分の定位置にする事を決めていた様でした。何年経っても父親は、娘から貰った物が宝物なんだと心温まる出来事でした。
大きなリフォーム工事になりましたが、床の段差も無く、家事の動線も短くなりました。 又、気に入って導入した光冷暖という空調設備が、家中均一な温度になるので、どの部屋に行っても温度差を感じない事がとても感動しました。 あと、特にこだわった、すべての素材を新しくするのではなく、既設の建具や梁・太い柱など昔の素材も使ったデザインにして頂いたので、昔の思い出も残せた仕上りでとても満足です。 これからは、灯油のストックの心配や段差でのつま付き、寒い浴室・トイレの不満が無くなり、快適な老後を過ごせることが、楽しみです。
リモデルクラブ店は、TOTOがおすすめする「あんしん」のお店です。
日本全国のリモデルクラブ店の中からお客様が「あんしん」して リフォームをお任せいただけるお店を探せます。
お気に入りに保存しました