逆転発想＆正攻法！「きれい」が長持ち快適LDK

機能向上

奥様の困り事に対し、奥様自身の性格も踏まえてプランを考えました。 話した内容からお客様の性格や暮らしぶりは、①料理が大好き。②奥様の作るランチを楽しみにたくさんの友人が訪れてくる。③少しの汚れや散らかりなら奇麗にしようとするが、たくさん汚れたりすると、もう掃除するのがイヤになる(本人談)。 【1】部屋が常に散らかるのは、生活のメインとなるLDKに収納が少なく、ついつい何でも置きっぱなしにしてしまうのが主な原因。大容量でどんどん放り込める収納スペースとして、新しいキッチン横に約4畳の大胆なパントリーをご提案。 【2】奥様の「掃除のヤル気」を引き出すため、あえて白い床をご提案。普通は汚れの目立たない濃い色を提案するのがセオリーだが、そこは元来キレイ好きな奥様の「少し汚れていたら奇麗にしようとする」性格を信じた。 実際、工事後の生活では埃や髪の毛が落ちていることもあるが、それに気づいた瞬間、そばにあるハンディ掃除機でその都度吸い取っているとのこと。「汚れていても目立たなければ、まあいいかとすぐに掃除しないままでいるだろうけど、これだけ白くて奇麗な床だったら、掃除する気になる(笑)」と話されていた。 【3】友人たちが頻繁に訪れ、ランチをふるまう機会の多い奥様。キッチンはオープンタイプで、かつ作業スペースが広くとれるL型とすることによって、調理中も楽しくおしゃベりでき、同時に調理そのものも効率よくできるような商品を提案した。(もちろんここの照明は、調理という作業を行う場であるため、食事も採れるカウンター上とは異なり、色温度の高いダウンライトとしている) 【4】パントリーを設けることで物理的に狭くなるLDKは、隣接する使い途の無かった和室をリビングに取り込むことで、広さを確保しつつ和室を生かすことをご提案。工事後は「家族全員が座れるソファも置けたし、物置扱いだった元和室のこの場所こそ、今は家族団らんの場になっています」と喜んで頂いた。