「阪南大学」は、歴史と伝統を誇る私立大学。2024(令和6)年に、全学部共通の教室棟となる地上5階建ての新校舎4号館を本キャンパスに竣工。トイレもフロア毎に個性を際立たせるようにデザインテーマを設定し、リフレッシュやコミュニケーションの場としてその日その時の気分に応じて「使いたくなるトイレ」を選べるように設計されている。

建築概要

所在地 大阪府松原市天美東5-4-33
施主 学校法人阪南大学
設計 株式会社日建設計
施工 <建築>松井建設株式会社
敷地面積 40,190.87㎡
建築面積 2,705.77㎡
延床面積 9,899.85㎡
階数 地上5階
構造 鉄骨造
竣工年月 2024年3月

特長

建物の特徴

「阪南大学」は、1939(昭和14)年に創立された私立大鉄工学校に始まり、大学としては1965(昭和40)年に発足。2040年には、大学創立75周年を迎える、歴史と伝統を誇る私立大学。2024(令和6)年に、全学部共通の教室棟となる新校舎4号館を本キャンパスに竣工。地上5階建ての建物の中心には、明るさと開放感を生む吹き抜けが設けられ、学生の活気に満ちた空間を創出。キャンパスの中心となる中庭の賑わいを取り込むように、段状に連なるテラス空間は、緑と風を感じられ、授業の前後などに学生が憩い、ふれあうシンボル的スペースとなっている。テラスとつながるコモンスペースなど、パブリックスペースの充実を考えた設計により、授業以外の休憩や自習時にも、学生の「居場所」となる空間を創出している。

水まわりの特長

学生が訪れたくなるキャンパス作りとして、トイレスペースの充実を検討。コンクリートの床やデッキプレート現しの天井など、簡素で外部のような共用空間の内装計画と対比的に、トイレスペースが別世界になるよう「各階違うテーマ別トイレ」を計画。建物におけるトイレの位置付けを「もうひとつの居場所、キャンパスに別世界を演出するトイレスペース」とし、各階に個性を際立たせるトイレデザインテーマを設定することで、学外に発信し、学生を惹きつける大学の魅力を高めるトイレを実現。1・2Fは「スタイリッシュ」3Fは「エネルギッシュ」4Fは「ナチュラル」5Fは「エレガント」とし、各階毎で異なる内装が施され、その日その時の気分に応じて「使いたくなるトイレ」を選べるように設計されている。

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