ニコングループの中核企業である「株式会社栃木ニコンプレシジョン」では、老朽化した408号館の西側トイレを改修。バリアフリートイレ、男女共用の手洗いスペース、女性トイレにスタイリングコーナーを新設。衛生性に配慮した器具を選定するなど、現場の声を生かした快適なトイレに生まれ変わった。

建築概要

所在地 栃木県大田原市実取760
施主 株式会社栃木ニコンプレシジョン
設計 那須土木株式会社
施工 <建築>那須土木株式会社
<設備>株式会社みずほ
敷地面積 203,000㎡
建築面積 66,589㎡
延床面積 94,828㎡
階数 地上2階
構造 鉄骨造
竣工年月 (改修)2023年12月

特長

改修の経緯

「株式会社栃木ニコンプレシジョン」は、ニコングループの中核企業であり、光学関連の生産技術センターである。築40年近くが経過し、老朽化したトイレでにおいの問題が発生していたため、408号館の西側トイレを改修。従業員満足度の向上およびダイバーシティとサステナビリティの実現を目指し、従業員からの要望や意見を集め、改修計画を遂行。従来流しスペースとして使われていた場所を縮小して、車いす使用者やオストメイトに配慮したバリアフリートイレと男女共用の手洗いコーナーを新設した。また衛生性に配慮して、吸引型のクリーンドライや非接触で使用できる小便器と水栓を導入。さらに、女性トイレにスタイリングコーナーも新設するなど、現場の声を生かしたトイレに生まれ変わった。

水まわりの特長

器具選定にあたっては、TOTOテクニカルセンター東京で開催された「工場トイレセミナー」を受講。実際に、器具の利便性や性能、メリットなどを確認して決定した。大便器は、節水性や清掃性の高いパブリックコンパクト便器・フラッシュタンクを設置。便座は「きれい除菌水」機能を搭載したウォシュレットアプリコットPに、電池交換不要なエコリモコンをセット。さらに、衛生性に配慮して、非接触で使用できる器具も採用している。風の吹き返しや水滴の飛散を抑制する吸引型のクリーンドライも、衛生的に使える点が採用の決め手となった。ほかにも、女性トイレのスタイリングコーナーの新設や小便器の間に仕切りを設けるなど、従業員満足度に配慮した、快適で衛生的なトイレ空間が実現した。

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