株式会社福井製作所

改修の経緯

1936（昭和11）年創業の「株式会社福井製作所」は、安全弁に特化した設計・製造・販売・アフターサービスを行う世界屈指の専門メーカー。高い品質への評価から、世界100ヶ国以上で採用され、特にLNG運搬船市場では、世界No.1シェアを誇る。100周年の節目にあたる2036年に目指す姿として「カーボンニュートラル社会のエネルギービジネス領域の中心にいる」を掲げ、地球温暖化解決に貢献・リードする企業を目指している。このたび、設備の老朽化の改善や時代に即した設備にすること、また女性の使い勝手に配慮した設備を備えることを目的に、本館と新館のトイレ改修を実施。改修においては、女性社員によるプロジェクトを立ち上げ、TOTOテクニカルセンター大阪にて、プランニングや実機の確認が行われた。

トイレの特長

主に来客用の応接と会議室を備える本館は、来賓に快適に利用いただけるように高級感のある設備と内装とした。大便器はデザイン性と機能性を兼ね備えたウォシュレット一体形便器ネオレストを採用。さらにお化粧直しに配慮して、女性トイレにスタイリングコーナーを新設した。従業員の執務室を備えた新館は、従業員の快適性に配慮した設備とリフレッシュできるように明るい内装を採用。大便器は、コンパクトで節水性の高いパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式にウォシュレットを設置。小便器は壁掛型の自動小便器を設置し、小便器の間に仕切りを設けることでプライバシーに配慮している。改修後の従業員の声として「きれいになってうれしい」「使いやすくなった」などの喜びの声が上がっている。