「豊田合成株式会社」は、トヨタグループの主要企業として、グローバルに事業を展開。同社では、職場環境改善の一環として、本社や工場のトイレ改修を推進。今回は本社の南側トイレ(1~5F)の改修を実施した。社内で初めて「みんなのトイレ」を整備。働く人の多様性に配慮したトイレ環境を実現している。

建築概要

所在地 愛知県清須市春日長畑1
施主 豊田合成株式会社
設計 豊田合成株式会社
施工 株式会社ケー ア-ル アイ
敷地面積 62,500㎡
建築面積 1,125㎡
延床面積 7,875㎡
階数 地上7階
構造 鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2021年9月

特長

改修の経緯

「豊田合成株式会社」は、トヨタグループの主要企業として、ゴム・樹脂を中心とした自動車部品およびLEDなどを開発・生産。世界18ヶ国/地域に65のグループ会社を有し、グローバルに事業を展開している。同社では、職場環境改善の一環として、本社や工場のトイレ改修を推進。改修に当たっては、事前に5ヶ所の工場にモデルトイレを設置し、従業員を対象としたアンケート調査を実施(約1000人から回答)。その結果を基に「来客用トイレ」「事務所トイレ」「工場内トイレ」といった3パターンのトイレの仕様を決定。洗面器や小便器のピッチ寸法や大便器ブース寸法などの基準整備も実施し、2014年度から本格に各拠点トイレの改修工事をスタートさせている。今回は本社の南側トイレ(1~5F)の改修を実施した。

トイレの特長

改修を実施した本社南側のトイレには、時代のニーズにあわせ、性別を問わずに利用ができる「みんなのトイレ」を社内で初めて整備し、働く人の多様性に配慮したトイレ環境を実現。「みんなのトイレ」は1Fと3Fに設置し、手洗器付きの個室完結型のトイレとしている。また、大便器および小便器は、汚れやすい便器の床面をしっかりと清掃でき、衛生に配慮した壁掛型を採用。さらに洗面カウンターは、荷物を濡れずにおけるドライエリアを設けたツインデッキカウンターを設置。ボウルは、カウンターと洗面に継ぎ目のないボウル一体タイプを採用し清掃性に配慮している。今回の改修により、それぞれの設置場所にふさわしいニーズを満たしたトイレに生まれ変わった。

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