三菱電機株式会社 名古屋製作所・産業メカトロニクス製作所 本館

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「三菱電機株式会社 名古屋製作所・産業メカトロニクス製作所」は、生産ラインの自動化・省力化を担うFA事業の中核製作所として、常に時代の最先端を走り続けている。このたび、職場の環境改善、活性化を目的とし本館のトイレ改修を実施。改修を機に、車いす対応のバリアフリートイレを新設。快適性・防犯・省エネ性にも工夫がなされている。

建築概要

所在地 愛知県名古屋市東区矢田南5-1-14
施主 三菱電機株式会社
設計・施工 名菱テクニカ株式会社
敷地面積 306,000.00㎡
建築面積 1,453.58㎡
延床面積 4,332.15㎡
階数 地上3階
構造 鉄骨造
竣工年月 (改修)2022年7月

特長

改修の経緯

「三菱電機株式会社 名古屋製作所・産業メカトロニクス製作所」は、1924(大正13)年に三菱電機の汎用電動機の量産工場として設立。生産ラインの自動化・省力化を担うFA事業の中核製作所として、常に時代の最先端を走り続け、現在はシーケンサのコントローラ機器やサーボモータ・ロボットの駆動・制御機器などのメカトロニクス製品を製作、国内外においてトップクラスのシェアを占めている。このたび、職場の環境改善、活性化を目的とし本館のトイレ改修を実施。改修を機にバリアフリートイレを新設した。当初の計画では少し狭かったため、TOTOテクニカルセンター名古屋のバリアフリーラボにて、空間検証を実施。手前通路の洗面コーナーの寸法を調整し、車いす使用者が安心して使える広さを確保している。

トイレの特長

基準階トイレの大便器は、タンク式と同じ給水口径15A配管で、フラッシュバルブ式と同様の連続洗浄が可能なパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式を設置。さらに、使い方がわかりやすいウォシュレットのリモコンは、ボタンを押すたびに発電し、乾電池や電源工事が不要なエコリモコンを採用している。男性トイレの小便器には、自己発電タイプを選定。停電時も使用することが可能となっている。また、男女とも大便器ブースの間仕切り壁を天井まで立ち上げ、安心して使えるようにプライバシーに配慮。防犯対策とともに、快適性にも工夫がなされている。さらに、大便器後方の壁に棚を設置するなど、ブース内の荷物配慮もなされている。

採用商品

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