大手総合化学メーカー「UBE株式会社(旧宇部興産株式会社)」では、現在、働き方改革と従業員満足の向上のために事業所全体でトイレの改修を検討。このたび宇部ケミカル工場事務所では、お客様と従業員が使用する1Fトイレの改修を実施。歴史ある建築にふさわしい内装のもと、快適性(非接触・衛生性)、エコロジー、清掃性などに配慮したトイレ改修が行われた。

建築概要

所在地 山口県宇部市大字小串1978-10
施主 UBE株式会社
設計 有限会社 永設計事務所
UBE株式会社 設備管理部 土建グループ 建築チーム
施工 <建築>株式会社内平工業所
<設備>中国産建株式会社
敷地面積 203,500㎡
建築面積 約2,300㎡
延床面積 約4,400㎡
階数 地下1階、地上3階
構造 鉄筋コンクリート造、鉄骨造
竣工年月 (改修)2023年3月

特長

改修の経緯

「UBE株式会社(旧宇部興産株式会社)」は、1897(明治30)年山口県宇部地区の主要炭鉱であった沖ノ山炭鉱を起源とする複合企業体として創業した、大手総合化学メーカー。特に化学事業では、基礎化学品から先端分野の高機能品まで展開し、日本はもとより世界へ商品やサービスを送り出している。 2022(令和4)年よりさらなるグローバル展開を目指すため、社名を宇部興産からUBE(ユービーイー)に変更。現在、働き方改革と従業員満足の向上のために、事業所全体のトイレ改修を検討している。宇部ケミカル工場事務所では、お客様と従業員が使用する1Fトイレから改修を実施し、建物の持つ歴史的風合いを活かしながら、最新の設備と両立したトイレが完成。そのほかのトイレも順次改修検討の予定である。

トイレの特長

改修においては、快適性(非接触・衛生性)、エコロジー、清掃性など利用者に配慮したトイレを検討。特にコロナ禍であったということもあり、非接触や衛生性に配慮された改修を実施。トイレ入口ドアは、非接触タッチセンサー式の自動ドアとし、洗面器には自動水栓、便器の洗浄にはセンサースイッチを採用している。女性配慮として、快適にお化粧直しなどができるよう、洗面コーナーとは別にスタイリングコーナーを配置。また荷物配慮として、洗面器横やスタイリングコーナーに棚を、ブースにはフックを設けている。また、清掃性にも配慮して、便器はすべて壁掛式を採用。上質なインテリアのもと、照明はLEDを採用し、上部の間接照明とあわせて上品な自然な空間を演出している。

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