「TOTOプラテクノ株式会社」は、TOTOグループ企業であり、奈良工場では洗面カウンター・ボウルを製造している。社屋は築約20年経過。器具の老朽化対策はもとより、従業員満足度向上や節水・節電・LED化といった持続可能な管理の実現、自社商品の使用体験によるリモデル意識の向上を目的にトイレ改修を実現した。

建築概要

所在地 奈良県大和郡山市椎木町299-3
施主 TOTOプラテクノ株式会社
設計 TOTOアクアエンジ株式会社
施工 TOTOアクアエンジ株式会社
敷地面積 6,640㎡
建築面積 3,755㎡
延床面積 4,532㎡
階数 地上2階
構造 鉄骨造
竣工年月 (改修)2019年7月

特長

改修の経緯

「TOTOプラテクノ株式会社」は、TOTOの洗面カウンター・ボウル、便器に関わる樹脂商品を主に製造しているTOTOグループ企業。奈良工場では、洗面カウンター・ボウルの製造を行っている。社屋が築約20年経過し、器具の老朽化していることから、このたびトイレ改修を実施。さらに、改修目的として、従業員満足度向上や節水・節電・LED化といった持続可能な管理の実現、自社商品の使用体験によるリモデル意識の向上を掲げた。改修にあたっては、従業員からの要望や意見出しを実施。内装カラーの決定や女性従業員の要望が多かったスタイリングコーナーの新設など、現場の声を生かした、従業員満足度向上を図ったトイレとなっている。

トイレの特長

製造現場に面した従業員が使用する1Fトイレは、男性トイレ、女性トイレ、バリアフリートイレを配置。大便器は節水性や清掃性の高いパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式。ウォシュレットのリモコンは必要な電力を自己発電するエコリコモン。洗面カウンターの水栓は、非接触で衛生的な自動水栓を採用している。バリアフリートイレは、さまざまな身体状況だけでなく、性的マイノリティにも配慮している。2F執務フロアに位置するトイレは、来客の使用も想定した器具を選定。一部の大便器は、最先端の機能を備えるウォシュレット一体形ネオレストNXを設置。極上のおもてなしを体感できる。また女性トイレには、従業員の要望からスタイリングコーナーを新設、従業員満足度と快適性の向上を実現している。

採用商品

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