多様な産業分野の生産設備とエンジニアリングを提供する「平田機工株式会社」は、熊本地震を機に、創業の地に貢献したいという想いから、本社を熊本へ移転。2020(令和2)年、新本社工場を竣工した。新しい価値を創造し続ける「オフィス空間」、世界各国からの来客へ向けた最上級の「おもてなし空間」、それぞれにふさわしいトイレ・水まわり空間が整備された。

建築概要

所在地 熊本市北区植木町一木111
施主 平田機工株式会社
設計 株式会社太宏設計事務所
施工 <建築>株式会社熊谷組・株式会社岩永組・株式会社増永組JV
<設備>タイヘイテクノス株式会社
敷地面積 49,995.53㎡
建築面積 10,939.44㎡
延床面積 22,397.80㎡
階数 地上4階
構造 鉄骨造
竣工年月 (増築)2020年6月

特長

建物の特徴

平田機工株式会社は、自動車、半導体、家電など、さまざまな産業分野の生産設備とエンジニアリングを提供する世界最高水準の技術力を誇る、ものづくり企業である。2016(平成28)年の熊本地震を機に、創業の地である熊本に貢献したいという想いから、本社を東京品川から、熊本へ移転。2020(令和2)年、新本社工場を竣工した。新社屋は、社長自ら世界各国の企業を訪問した際に受けた、おもてなしやワーキング環境のノウハウを学んだ経験を生かし、企業理念をもとに計画。働く人の健康と成長を育み新しい価値を創造し続ける「オフィス空間」、世界各国からの来客へ高い生産技術を想起させる最上級の「おもてなし空間」、豊かな自然に恵まれた地域との共生といった「企業姿勢を体現した空間」を創出した。

水まわりの特長

「来客用のトイレ」は、海外からのVIPのお客様をお迎えすることを考慮した高級感のある空間。オールジェンダートイレや多機能トイレなどを配置し、世界の文化や風習、体格差に配慮。大便器は、優美なデザインと最先端の機能が融合した「ネオレストNX」を採用。オーバル型の洗面器を組み合わせて空間をトータルコーディネイトしている。「オフィストイレ」は、ウォシュレット一体形大便器や自動洗浄小便器など、デザインと高機能を両立させた器具を採用。さらに、全トイレに空調設備を完備し、女性トイレには小物入れを設置するなど、快適性に配慮した。そのほか、ジムやシャワールーム、リフレッシュルームなど、従業員の健康をサポートし心身ともにウェルネス向上を図れる工夫が随所に込められている。

採用商品

掲載事例の画像や本文の無断転用はご遠慮ください。事例の内容は掲載時点での情報です。

事例(トイレ・洗面・浴室)一覧

パブリック向け商品

トイレ
 
洗面所
浴室
バリアフリー配慮商品・手すり・アクセサリー
Share
  • Facebookでシェアする

CLOSE