「株式会社豊田自動織機」は、従業員の職場環境整備の計画の一環として、主力工場のひとつ共和工場の食堂棟と事務棟1Fトイレの改修を実施。TOTOテクニカルセンター名古屋での提案会に参加し、情報を収集。改修という条件下でも、機能性を重視し、かつ長期的視点での利用者の満足向上が実現されている。

建築概要

所在地 愛知県大府市共和町茶屋8
施主 株式会社豊田自動織機
設計・施工 株式会社エスケイエム(食堂棟)
株式会社伊藤工務店(事務棟)
敷地面積 150,000㎡
建築面積 124,000㎡
竣工年月 (改修)2023年9月

特長

建物の特徴

「株式会社豊田自動織機」は、社祖豊田佐吉が発明したG型自動織機の製造・販売を目的に1926(大正15)年に創立。その後、事業の多角化を進め、現在は、繊維機械、自動車、産業車両、エレクトロニクスなど、事業領域を拡大している。今回改修を実施した共和工場は、愛知県大府市に位置。1953(昭和28)年に操業開始された歴史ある工場のひとつであり、主に自動車用プレス型、生産設備、車載電池を生産し、約1500名の従業員が従事している(2023年現在)。今回のトイレ改修計画は、経営層より従業員の職場環境整備の計画が指示され、事前に従業員アンケートを実施すると、トイレ改修に関する要望が高くあがっていたため実現された。

トイレの特長

今回のトイレ改修を実施するにあたり、TOTOテクニカルセンター名古屋での提案会に参加。最新の工場トイレの事例や配慮すべきポイント、最新の水まわり器具を見学し、改修に向けた情報を収集した。トイレの配慮ポイントとしては、機能性を重視しかつ長期的視点での利用者の満足向上を目的とした。機能面では、災害時などの事業継続の視点から、発電タイプの自動水栓や自動洗浄小便器を選定。また限られた空間でも、スペースを有効に広く活用できるパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式も採用している。バリアフリートイレは、空間を有効に活用でき、さらに車いす使用者の快適性に配慮したコンパクト・バリアフリートイレパックを設置。改修という条件下でも、機能性・快適性の向上が実現されている。

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