「TOTO株式会社 小倉第一工場」は、創立の地にあるTOTOグループのマザー工場。このたび新設したトイレは、社員だけでなく、工場見学のお客様も利用。「バリアフリートイレ」に加え、性別を問わずゆったりと利用できる「くつろぎトイレ」を設置。TOTOが提案するパブリックトイレのモデルケースとなるトイレ空間となった。

建築概要

所在地 福岡県北九州市小倉北区中島2-1-1
施主 TOTO株式会社
実施設計 TOTOアクアエンジ株式会社
施工 TOTOアクアエンジ株式会社
敷地面積 46,523.52㎡
建築面積 13,407.774㎡
延床面積 32,398.224㎡
階数 地上4階
構造 鉄骨造
竣工年月 (改修)2023年4月

特長

改修の経緯

「TOTO株式会社 小倉第一工場」は、TOTO創立の地であり、現在も本社を構える北九州・小倉にある衛生陶器工場。1917(大正6)年に燃料である石炭や、原材料の入手が容易だったこととアジア向けの輸出に便利な門司港に近いという理由から、国内初の衛生陶器量産工場として創立された。世界をリードする最新技術によって製造される便器や洗面器など、TOTOグループのものづくりの原点となるマザー工場である。このたび、小倉第一工場(TOTOサニテクノ小倉工場内)のトイレ空間の老朽化に伴い、突発的な対応ではない恒久対策を講じるべく改修計画を策定。さらにダイバーシティの取り組みなどパブリックトイレのモデルケースとなる最新のトイレ空間を目指し、西棟1Fの休憩室部分にトイレを移設・新設した。

トイレの特長

新設したトイレは、工場で働く社員のリフレッシュの場としてだけでなく、工場見学をされるお客様などにも、快適にご利用いただけるよう最新トレンドに基づき設計。充実した男女別トイレに加えて、車いす使用者やオストメイト、大型ベッド使用者に配慮した「バリアフリートイレ」。性別を問わずゆったりと利用できる「くつろぎトイレ」。さらに、男女トイレにベビーチェアを設置するなど、機能分散を図っている。小倉第一工場で生産しているウォシュレット一体形便器ネオレストNXやネオレストLS、風の吹き返しや水滴の飛散を抑制する吸引タイプのクリーンドライなどの最新器具が実際に体験でき、TOTOが目指すパブリックトイレの考え方を、随所に実現した提案型のトイレ空間となっている。

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