「獨協中学校・獨協高等学校」は、伝統ある私立の完全中高一貫男子校。築25年が経過している校舎と築約40年が経過した体育館のトイレ改修を、清掃性・衛生性・メンテナンス性の改善を目的に実施。「光と風」をテーマにした明るく開放感のある校舎にふさわしく、トイレ環境の改善が実現された。

建築概要

所在地 東京都文京区関口3-8-1
施主 学校法人獨協学園
施工 TOTOアクアエンジ株式会社
有限会社埼栄サービス(校舎・体育館地下2F)
日本カルミック株式会社(校舎1Fバリアフリートイレ)
敷地面積 11,523.02㎡
建築面積 2,880.15㎡
延床面積 11,110.28㎡
階数 地下1階、地上5階(校舎)
地下2階、地上1階(体育館)
構造 鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2023年9月

特長

改修の経緯

1883 (明治16)年に開校し、創立140年の歴史と伝統のある「獨協中学校・獨協高等学校」。緑と文化施設に囲まれた文京区に位置する私立校であり、男子の成長特性を見据えた完全中高一貫男子校として「人間性」「知性」「感性」が身につく教育を行っている。広く海外を見据えるグローバル教育のほか、持続可能社会を実現するための環境教育にも積極的に取り組み、校内には屋上菜園やビオトープがある。このたび、築25年が経過している校舎と築約40年が経過した体育館のトイレ改修を実施。改修前のトイレは、既に洋式便器に変更され、ウォシュレットも設置されていたものの、床はタイル張りで湿式清掃だった。さらに手動式の器具が多かったため、清掃性・衛生性・メンテナンス性の改善を目的に改修を実施した。

トイレの特長

「光と風」をテーマにし、日本建築学会作品選奨に選定されている開放感のある校舎にふさわしい、白を基調にしたトイレ。改修により、湿式から乾式清掃に変更。洗面コーナーの水栓金具は、非接触で使用できる発電タイプの自動水栓、大便器には前出がコンパクトで連続洗浄が可能なパブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式を採用。さらに、小便器の足元には汚れやにおいの発生を抑えるハイドロセラ・フロアPUが設置されるなど、トイレ環境の改善が生徒を通じて、保護者の方々にも伝わるほど好評となっている。また、体育館地下の一部トイレは、学校説明会や保護者が集まる行事の際に、女性トイレに変更して使用されるため、そのための設備・仕様も整えられている。

採用商品

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