「立命館アジア太平洋大学(APU)」は、国境を越え、文化・宗教・民族の壁を乗り越えて共に学びあう国際大学。学生や教員の半数が世界各国からの留学生や外国籍であり、特に性的マイノリティ、宗教への配慮など、さまざまな多様性に対しての配慮を実現している。

建築概要

所在地 大分県別府市十文字原1-1
施主 学校法人 立命館
設計 株式会社 綜企画設計
施工 ケーアンドイー株式会社
敷地面積 416,323.20㎡
建築面積 4,756.62㎡
延床面積 8,540.16㎡
階数 地上3階
構造 鉄筋コンクリート造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)
竣工年月 (改修)2019年4月

特長

建物の特徴

「立命館アジア太平洋大学(APU)」は、国境を越え、文化・宗教・民族の壁を乗り越えて共に学びあう国際大学である。学生の半数が、アジア太平洋地域をはじめとした世界各国からの留学生であり、教員も約半数が外国籍という多文化共生キャンパスを創造。歴史的にもアジアへの入口として機能してきた大分県別府市に開学された。「自由・平和・ヒューマニズム」「国際相互理解」「アジア太平洋の未来創造」を教学理念とし、その建学の志の高さにおいて国内外において大きな注目を集めている。

トイレの特長

教室棟トイレ改修を検討するにあたり、大学側は、多様性を重視。特に性的マイノリティ配慮の必要性を計画に生かすため、学生たちによる意見交換会を実施。要望をまとめ、建築工事担当の意見を加味しながら、誰もが利用しやすいトイレ空間づくりを目指した。本来廊下に面した男女共用トイレ設置が理想的だが、壊せない既存躯体を考慮し、現状の最善策としてトイレ奥まで入らなくても利用できる完結型のブースを男女各トイレの入口付近に設置。そのほか、隣の視線を遮る仕切り付きの小便器や、イスラム教のお祈りが必要な学生に対して、礼拝前のお清めができる広々とした足洗い場などを設けるなど、さまざまな学生に対しての配慮を実現している。

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