新時代の健診センターとして美濃加茂市内に移転、新築された「岐阜健康管理センター」。吹き抜けの開放的な癒やし空間となっている。この施設では人間ドックとすこやかクリニック(診療)が受診でき、それぞれにふさわしいトイレを整備。また衛生配慮としていたるところに洗⾯器が設置されるなど、細やかな配慮がされている。

建築概要

所在地 岐阜県美濃加茂市西町2-43
施主 一般財団法人 岐阜健康管理センター
設計 株式会社内藤建築事務所
内装設計 株式会社内藤建築事務所
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施工 大日本土木株式会社
敷地面積 10,287.87㎡
建築面積 1,568.33㎡
延床面積 3,284.85㎡
階数 地上3階
構造 鉄骨造
竣工年月 2022年12月

特長

建物の特徴

1988(昭和63)年設立の「岐阜健康管理センター」は、健診のDX化を取り入れ、おもてなしの工夫が詰まった新時代の健診センターとして、前施設のすぐ近くに移転、新築され、2023(令和5)年にオープンした。施設は、地域産材の美濃和紙を使ったぬくもりあるエントランス、地元彫刻家の作品を使用した受付や診察室の壁などを特徴とする、3Fまで吹き抜けの開放的な癒やし空間となっている。病気の早期発見だけではなく、健康維持や健診後のアフターフォローまで総合的にサポートするため、同施設には健診センターのほかクリニックを併設。一般疾病の診察・治療だけでなく、健診後の精密検査などにも対応。地域に根ざした、親しみやすい健診施設となっている。

水まわりの特長

トイレは、1F人間ドック、2F人間ドック/健診、1Fすこやかクリニックで仕様を変更。人間ドックのトイレには男女トイレのほか、設備を充実させたバリアフリートイレを設置。健診のトイレは、男性、⼥性、バリアフリートイレのそれぞれから採尿処理室に採尿カップを集めることができるよう工夫したレイアウトとし、さらに健診の更衣室やトイレは、利用者の男女比にあわせてスペースを可変利用できるようになっている。クリニックには、発熱外来が設けられており専用の入口には通常とは別途専用のトイレや手洗器が設置された。また衛生配慮として、健診の待合スペースや診察室、更衣室、職員用出入口などいたるところに洗⾯器が設置され、いつでも⼿洗いができるよう細やかな配慮がされている。

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