「鈴鹿中央総合病院」は、鈴鹿市の市民病院の役割を果たす地域基幹病院である。2018(平成30)年には、緩和ケア病棟や血液浄化センターなどを有する増築棟(北館)が完成。本館の改修、北館の完成に伴い、時代に即したトイレ環境が整備された。

建築概要

所在地 三重県鈴鹿市安塚町山之花1275-53
施主 三重県厚生農業協同組合連合会
設計 <基本>株式会社大建設計
<実施>株式会社鴻池組
施工 株式会社鴻池組
敷地面積 50,451㎡
建築面積 11,382.12㎡
延床面積 35,486.61㎡
階数 地下1階、地上6階(本館)
地上4階(北館)
構造 鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2019年9月(本館)
(増築)2018年9月(北館)

特長

建物の特徴

「鈴鹿中央総合病院」は、鈴鹿市の市民病院の役割を果たす地域基幹病院。二次救急医療を担っており、地域医療支援病院、災害拠点病院に指定されている。F1日本グランプリが開催される世界的にも有名なレーシングコース、鈴鹿サーキットからも近く、レース開催中の鈴鹿サーキット救急協力病院でもある。在宅介護支援センター、訪問看護ステーション、健診センター「オリーブ」を併設。 2018(平成30)年には、緩和ケア病棟や血液浄化センターなどを有する増築棟(北館)が完成。地域の人々にとって「良質で高度な医療」を提供している。

トイレの特長

本館のトイレ環境は、老朽化が進み、便器は和式が大半。改修後は清掃性のよい壁掛式の洋式便器を中心に採用し、ウォシュレットを設置。さらに、車いすでの利用が想定されるトイレでは、背もたれ付のトイレ用手すりに加え、転倒リスクや介助者の負担を軽減する前方ボード(スイングタイプ)を設置することで、便器移乗時の動作・姿勢の安定を図ることができるように配慮されている。本館の改修、北館の完成に伴い、時代に即したトイレ環境が整備された。

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