社会医療法人財団 白十字会 白十字病院

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福岡市西区の「白十字病院」は、従来のケアミックス病院から、旧病院をリハビリテーション病院とし、新たに地域の健康を育み、安全安心を支える急性期病院として新築移転された。併設された地域との交流を育む施設などは、災害拠点としても機能。病院内の水まわりは最新の機器と設備で患者とスタッフへの思いやりを体現している。

建築概要

所在地 福岡県福岡市西区石丸4-3-1
施主 社会医療法人財団 白十字会
設計 株式会社日本設計 九州支社
施工 鹿島建設株式会社 九州支店
敷地面積 17,765.81㎡
建築面積 5,251.41㎡
延床面積 22,590.08㎡
階数 地上7階
構造 鉄骨造
竣工年月 2021年2月

特長

建物の特徴

福岡市西区の「白十字病院」は開設40周年を迎え、従来のケアミックス病院(466床)から、旧病院をリハビリテーション病院(160床と)とし、新たに急性期病院(282床)として新築移転。2つに分院化することにより、さらなる機能向上と専門性向上を図った。地域の健康を育み、安全安心を支える白十字病院には、いきいきホールやコミュニティーサロン、図書館、健康フィットネス広場を併設。地域との交流促進や住民の健康を育むとともに、さらに地域の災害拠点としても機能するような備えを充実。フィットネス広場にはマンホールトイレや釜戸ベンチを整備、エントランスや駐車場はトリアージスペースへの転用を想定、いきいきホールは処置室や病室として使用できるよう、医療ガスや非常電源などを整備している。

水まわりの特長

病院内の水まわりの特徴として、徹底した衛生性への配慮が生かされている。各区画の出入口や廊下、診察室など患者およびスタッフの動線を考慮した多くの手洗器を設置。洗浄室のドアや汚物流しの洗浄をセンサー式にするなど非接触への対応。患者用トイレはすべて清掃性のよい壁掛式大便器としウォシュレットを採用。患者用とスタッフ用の水まわりを完全に区分けし、それぞれに応じた器具選定と配置を実施した。さらに、安全・安心にリハビリテーションに取り組めるように患者の自立促進のための前方ボードウィングタイプや背もたれの採用、泌尿器科には尿流量測定装置を導入するなど、診療科目ごとの特性に沿った設備を備え最新の機器と設備で患者とスタッフへの思いやりを感じる施設となっている。

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