「武庫川女子大学」は、薬学部の学生が学ぶ「浜甲子園キャンパス」が築30年以上が経過してきたことから、トイレ改修を実施。令和3年度に講義棟、令和4年度に図書館棟・実習棟などを改修。衛生性、省エネ性、快適性を向上させた。

建築概要

所在地 兵庫県西宮市甲子園九番町11-68
施主 学校法人武庫川学院
設計 TOTOアクアエンジ株式会社
施工 TOTOアクアエンジ株式会社
敷地面積 41,238.77㎡
階数 地上2階(図書館棟)
地上4階(講義棟)
構造 鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2022年9月

特長

改修の経緯

「武庫川女子大学」は、1949(昭和24)年4月に開学した女子総合大学。薬学部の学生が学ぶ「浜甲子園キャンパス」には、最良の環境を追求した講義室・実習室や実験・研究設備、図書館、薬用植物園などの施設が充実している。また、図書館棟のエントランスには自然素材や北欧家具を備え、静けさの中からの品格のある空間づくりを大切にしている。このたび、築30年以上が経過してきたことから、トイレの改修を実施。まず令和3年度に講義棟のトイレを改修。その要素を取り入れながら令和4年度に図書館棟・実習棟などの改修が行われた。また今後は、研究管理棟のトイレ改修も検討している。

水まわりの特長

令和3年度に実施した講義棟のトイレは、既存窓を活かし光が差し込む明るいトイレ空間。衛生性、省エネ性に優れた器具を採用、より快適性が向上した。令和4年度に改修を実施した図書館棟は、学会の開催や保護者など一般の方も使用する大きなホールもあり、キャンパスの顔となっている。トイレは、講義棟とアクセントタイルなど連続性を持たせつつ、間接照明を用いるなど、より落ち着いた空間としている。特に薬学部の学生は、教科書などの重い荷物が多いため、荷物への配慮を重視。大便器ブースでは、ブースの後方に荷物棚を設置。この部分は腰かけた際に頭と近い位置になるため、使用上問題がないかをダンボールでモックアップを作成して事前に確認、設置高さを決定している。

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