知多半島の中央丘陵地を縦貫する「知多半島道路」では、パーキングエリアを順次整備。「大府パーキングエリア(下り)」のトイレ棟には、男女トイレと共に、乳幼児のおむつ替えやオストメイトに配慮した大型ブースを設置し、多機能トイレと機能分散を図っている。さらに、ゆったりとしたベビールームも完備されている。

建築概要

所在地 愛知県大府市長草町石原28-1 他19筆
施主 愛知県道路公社
愛知道路コンセッション株式会社
設計 株式会社片平新日本技研
有限会社 設計事務所ゴンドラ
施工 <建築>日愛・中野特定建設工事共同企業体
<設備>浄心設備工業株式会社
敷地面積 12,369㎡
建築面積 894㎡
延床面積 743㎡
階数 地上1階
構造 鉄筋コンクリート造
竣工年月 2022年4月

特長

建物の特徴

知多半島は、名古屋市の南部に伸び、西は伊勢湾、東は三河湾に挟まれ、その南には太平洋を望む、温暖な気候に恵まれた半島。知多半島道路は、愛知県名古屋市緑区から半田市に至る、知多半島の中央丘陵地を縦貫する自動車専用道路である。2018(平成30)年より"愛知多の種"というテーマのもと、パーキングエリアを順次整備。地域の「種(ひと・もの・こと)」を育み、次世代につなぐ"果実"となる運営を目指し、それぞれのパーキングエリアには愛称がつけられている。「大府パーキングエリア(下り)」は、"海の種"。地元食材を使ったレストランメニューや土産品などを提供している。 大府パーキングエリア(下り)の商業施設は、2018(平成30)年に改修された上りに続き、建築家隈研吾がデザインを監修している。

水まわりの特長

休憩所を兼ね、知多半島のインフォメーションセンターもあるトイレ棟は、レストラン棟に隣接。男女トイレ共に、ベビーシート・ベビーチェアを備えた大型ブースと、オストメイトに配慮したブースを設置し、多機能トイレとの機能分散化を図っている。加えて、お子様連れ配慮として、男女トイレ共に、洗面カウンターの1ヶ所は、幼児が使いやすいように低い高さで設置している。また、ゆったりとしたベビールームも設けられ、おむつ替えコーナー、調乳用のシンク、扉・鍵付きの授乳室を2ブース完備。知多半島を訪れるすべての方が、安心して快適に使用できるトイレとなっている。

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