2021(令和3)年に泉北高速鉄道線が開業50周年を迎えた泉北高速鉄道では、 "選ばれる鉄道"づくりの一環として大規模なトイレリニューアルを推進。駅ごとにメインとなる利用者層や特性にあわせてレイアウトや機器などを検討。今回改修された「和泉中央駅」は、家族連れの方がより使いやすい、快適なトイレへと生まれ変わった。

建築概要

所在地 大阪府和泉市いぶき野5-1-1
施主 泉北高速鉄道株式会社
設計 株式会社竹中工務店
施工 株式会社竹中工務店
敷地面積 5,490㎡
建築面積 4,568㎡
延床面積 8,458㎡
階数 地上4階
構造 鉄骨鉄筋コンクリート
竣工年月 (改修)2021年10月

特長

改修の経緯

大阪郊外の大規模住宅都市「泉北ニュータウン」(大阪府堺市)・「トリヴェール和泉」(大阪府和泉市)と都心をつなぐ「動脈」である泉北高速鉄道線が、2021(令和3)年に開業50周年を迎えた泉北高速鉄道株式会社では、"選ばれる鉄道"づくりの一環として大規模なトイレリニューアルを実施。今まで駅のトイレは利用したくないと避けていた人にも、この駅のトイレなら利用したいと思ってもらえるように、最新のトレンド分析や実例調査に基づき、スタイリッシュなデザインと使い勝手が追求されている。また、リニューアルにあたって、駅ごとにメインとなる利用者層や特性にあわせてレイアウトや機器などを検討。今回改修された「和泉中央駅」では、家族連れの方がより使いやすいトイレへと生まれ変わった。

トイレの特長

お子様連れ配慮やバリアフリートイレの機能分散として、ベビーチェアやベビーシートなどを設けたひろびろブースを男女トイレに各1ヶ所設置。女性トイレには、シッティングタイプ・スタンディングタイプの2タイプのスタイリングコーナーを設置。さらに洗面カウンターは、開放感のあるアイランドタイプを採用、トイレ内の動線に配慮したレイアウトが行われている。男性トイレの小便器は、清掃性や節水性に優れた壁掛型の自動洗浄小便器を設置。プライバシー配慮として、小便器の間に間仕切り壁を設けている。バリアフリートイレには、車いす使用者やオストメイト配慮として、コンパクト・バリアフリートイレパックを採用。細やかな配慮を生かし、快適性と衛生性に優れた、快適なトイレ空間を実現している。

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