春日部市立立野小学校

お気に入りに追加

「春日部市立立野小学校」は、埼玉県春日部市西部に位置。築約45年が経過した校舎のトイレ環境は、いわゆる5Kトイレが問題となっていた。このたび、明るく清潔な空間のもと、衛生面への配慮やバリアフリー化、災害時に避難場所となることなどを踏まえて、だれもが使いやすいトイレへと改修工事が行われた。

建築概要

所在地 埼玉県春日部市南中曽根1074
施主 春日部市
設計 株式会社 SuKA建築設計事務所
施工 <建築>三ツ和総合建設業協同組合・株式会社ムラタハウジング
<機械設備>株式会社ユーワテック・県南設備工業株式会社
延床面積 3,398㎡(普通教室棟)
3,386㎡(管理特別教室棟)
階数 地上3階
構造 鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2021年9月

特長

改修の経緯

"心身共に健康で、生きる力のある児童の育成~体づくりに励み、文化の香りのする学校~"を学校教育目標に掲げる「春日部市立立野小学校」は、1977(昭和52)年に開校した歴史ある小学校であり、埼玉県春日部市西部の落ち着いた住宅街に位置している。築約45年が経過した校舎のトイレ環境においては、改修前は入口の床に段差があり、大便器は和式便器と洋式便器が混在、小便器は床置型、壁や床がタイル張りで湿式清掃が行われていたなど、いわゆる5Kトイレ(臭い、汚い、暗い、怖い、壊れている)が問題となっていた。このたび、これら課題を解消し、学習環境の改善を目的として、明るく清潔な空間、だれもが使いやすいトイレへと改修工事が行われた。

トイレの特長

大便器はすべて洋式便器に変更し、床を乾式清掃仕様としている。非接触で洗浄できる大便器と小便器や、洗面に自動水栓を採用。さらに、トイレ入口をドアレスにし、入室から退出までの一連の動作を極力非接触で利用できるようにするなど、衛生面に配慮。また災害時には避難場所になるため、電源不要で長期間使用しなくても洗浄可能な自己発電タイプの自動洗浄小便器や自動水栓など、停電時対応に配慮した設備が採用されている。そのほか、各トイレ出入口の段差をなくし、車いす使用者配慮ブースを各フロア1ヶ所ずつ設置するなどバリアフリー化も実施。また職員用トイレにもひろびろブースを設置し、環境や衛生面において、安心して利用できる設備が整えられている。

採用商品

掲載事例の画像や本文の無断転用はご遠慮ください。事例の内容は掲載時点での情報です。

事例(トイレ・洗面・浴室)一覧

パブリック向け商品

トイレ
 
洗面所
浴室
バリアフリー配慮商品・手すり・アクセサリー
Share
  • Facebookでシェアする

CLOSE