宮崎県の南西端に位置する都城市では、市役所庁舎の老朽化対策として「明るく」「きれい」「バリアフリー」の3つのコンセプトのもと庁舎を改修。あわせて、東館・西館1・2Fトイレが改修された。改修に際しては、年代も異なる人で構成されたワークショップを開催。幅広い声が反映された、使い勝手の良い、心地よいトイレとなった。

建築概要

所在地 宮崎県都城市姫城町6-21
施主 都城市
設計 有限会社 盛満コンサル
施工 丸宮建設株式会社
敷地面積 9,489.09㎡
建築面積 3,374.62㎡
延床面積 18,875.06㎡
階数 地下2階、地上8階
構造 鉄骨鉄筋コンクリート造
竣工年月 (改修)2020年2月

特長

改修の経緯

宮崎県の南西端に位置し、宮崎と鹿児島の中間地点にあたる主要都市である都城市では、市役所庁舎が、築35年を経過。老朽化もあり「明るく」「きれい」「バリアフリー」の3つのコンセプトのもと、来庁者に「おもてなし」を感じてもらえるように庁舎を改修。あわせて、東館・西館1・2Fトイレの改修が実施された。庁舎は来庁者が手続き場所がわかりやすいように、色分けを実施。椅子は、肘掛つきのものから、杖を持たれた方でも使いやすいように肘掛けなしのものに変更するなど、誰でも使いやすい「バリアフリー」を意識。トイレ改修においても、明るい空間に、利用のしやすさを考慮し、女性トイレ・男性トイレを集約するなど改修コンセプトが生かされている。

水まわりの特長

トイレの改修に際しては、市役所内でワークショップを開催し、多くの意見を収集。年代も異なる人で構成し、トイレに関しての意見を幅広く集めることを工夫した。多機能トイレに関しては、実際に車いすを使用する職員が使用しやすいように、細やかな部分まで調整を実施。また、職員の声から男性トイレにお子様連れ配慮として、各ブースにはベビーチェア、ひろびろブースにはベビーシートを設置するなど、ワークショップや現場の声を反映した改修となった。またBCP対応として、電気関係も今回の改修時に非常用電源につなぐ工事が実施されている。

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