香川県の「善通寺市庁舎」は、基本理念に「まち・ひと・歴史をつなぐ公園庁舎」を掲げ、2021(令和3)年に竣工。旧善通寺偕行社・カフェ・広場に隣接し、新庁舎もその公園内施設となる。トイレも、清潔感に満ちた開放的な空間の中、市民を守る防災拠点としての役割にふさわしい器具が選定されている。

建築概要

所在地 香川県善通寺市文京町2-1-1
施主 善通寺市
設計 株式会社 東畑建築事務所
施工 <建築>五洋建設株式会社
<設備>ダイダン株式会社
敷地面積 28,505.63㎡
建築面積 2,955.46㎡
延床面積 9,954.65㎡
階数 地上4階
構造 鉄骨造
竣工年月 2021年12月

特長

建物の特徴

香川県の「善通寺市庁舎」は、基本理念に「まち・ひと・歴史をつなぐ公園庁舎」を掲げ、2021(令和3)年に竣工。旧善通寺偕行社が建つ緑の豊富な広い敷地を生かし、敷地全体を公園として計画。旧善通寺偕行社・カフェ・広場といった人が集う既存施設に隣接し、新庁舎も公園の一部として、新たな賑わいを生む施設とした。市民の利用頻度が高い窓口機能をロビーのある1Fに集約し、2Fは市民の憩いの場となる図書館、3Fは執務室、4Fは市議会議場と明確にゾーニングされ、来庁者にわかりやすいフロア構成となっている。また、市民を守る防災拠点としての役割も担うため、ユニバーサルデザインを導入し、水まわりにもふさわしい器具を選定。だれもが安心して利用できる庁舎としている。

トイレの特長

日々の維持・管理のしやすさや、防災拠点としての役割を意識し、災害時において少しでも貯水量を確保でき、デザイン性も考慮して大便器には、タンクがライニング内に収まる壁掛大便器セット・フラッシュタンク式を選定。さらに、すべての洋式便器(幼児用大便器含まず)に停電時対応レバーを完備している。内装は、壁、床、天井からブースまで白で統一し、すりガラスで外からの採光を取り入れるなど、清潔感に満ちた開放的な空間となるよう配慮している。また、2Fにできた新図書館のトイレは、「子育て」に特化し、子どもや子育て世代の利用者に優しく使いやすい施設となるよう、子どもトイレと授乳室を完備している。

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