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千葉市役所 本庁舎
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千葉市は、市庁舎の建て替えを実施。総合防災拠点となり、高度な環境性能を実現した新庁舎は、多様な利用者に配慮して、ユニバーサルデザインを追求。トイレも、全フロアにバリアフリートイレを設置、べビー休憩室を整備するなど、あらゆる角度から、新市庁舎を訪れるさまざまな人への快適な使い勝手が実現されている。
建築概要
所在地 | 千葉県千葉市中央区千葉港1-1 |
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施主 | 千葉市 |
基本設計 | 久米設計・隈研吾建築都市設計共同企業体 |
実施設計 | 大成建設一級建築士事務所 |
施工 | 大成・鵜沢建設共同企業体 |
敷地面積 | 29,000.12㎡ |
建築面積 | 6,439.69㎡ |
延床面積 | 48,888.74㎡ |
階数 | 地上11階、塔屋1階 |
構造 | 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造 |
竣工年月 | 2023年1月 |
特長
建物の特徴
千葉市は、千葉県内最大となる人口約98万人(2023年現在)を擁する政令指定都市。前庁舎の築年数が40年以上経ち、耐震性が不足していたことから、市庁舎の建て替えを実施。新庁舎のコンセプトは「まち・人・緑をつなぐシティホール、政令指定都市にふさわしい機能を備えた庁舎」。基礎免震構造を採用し、高度な環境性能を追求した新庁舎は、本庁機能を集約し、市民の生活を支える場として役割を果たす。危機管理センターを新たに設置し、総合防災拠点として、災害発生時など有事のバックアップ機能を完備。さらに、多様な利用者に配慮して、通行しやすい段差のない動線や幅員の確保、全フロアにバリアフリートイレを設置、ベビー休憩室の整備など、ユニバーサルデザインが行き届いている。
水まわりの特長
ユニバーサルデザイン配慮として、全フロアにバリアフリートイレやオストメイト用の汚物流しを完備。バリアフリートイレは階や棟によって左右勝手違いを配置、その情報を案内図や各トイレ入口サインに表示している。また、男女トイレに、スペースを広めにとった車いす利用者ブースを設け、さまざまな身体状況の方や性的マイノリティの方なども安心して利用できるよう、手すりや手洗器を設置している。また、男性トイレ小便器間には、プライバシー配慮として市と施工会社で検証を行い仕様を決定した、間仕切りを設置。さらに、停電時でもトイレが使用できるよう停電時洗浄レバー付きの大便器や、衛生面に配慮し非接触で使用できる自動水栓と自動洗浄小便器を採用するなど、さまざまな視点が生かされている。
採用商品
- 壁掛大便器セット・フラッシュタンク式 UAXC3C系
- ウォシュレットアプリコットP(擬音装置「音姫」付きエコリモコン) TCF5830AUYS
- 棚付二連紙巻器 YH701
- 自動洗浄小便器 UFS900系
- 洗面器 L502
- 歯みがき器 L595
- 台付自動水栓 TLE25*06J系
- コンパクト・バリアフリートイレパック UADAK01L系
- フラットカウンター・バリアフリートイレパック XPDA系
- 幼児用小便器 U310GW
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