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松伏町は、埼玉県東南部に位置する人口約3万人の町(2022年現在)。本庁舎は、築40年を越えており、このたび、「公共施設感染症対策改修工事」の一環としてトイレ改修を実施。衛生面に配慮して、トイレでの動作を、徹底的に非接触で行えるよう配慮。町民、職員が安心して気持ちよく使えるように改修された。
建築概要
所在地 | 埼玉県北葛飾郡松伏町大字松伏2424 |
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施主 | 松伏町役場 |
設計 | 株式会社 松下設計 |
施工 | <建築>正和工業 株式会社 |
敷地面積 | 11,6770.00㎡ |
延床面積 | 3,440.43㎡ |
階数 | 地下1階、地上3階 |
構造 | 鉄筋コンクリート造 |
竣工年月 | (改修)2022年5月 |
特長
改修の経緯
松伏町は、埼玉県東南部に位置する人口約3万人の町(2022年現在)。1969(昭和44)年に松伏村が松伏町となり、2019(平成31)年に町制施行50周年を迎えた。本庁舎は1979(昭和54)年に完成以降、築40年を越えており、改修前は和式トイレが中心で、清掃方法は湿式清掃だったが、近年は衛生面に配慮して乾式清掃に変更していた。このたび松伏町全体で、「公共施設感染症対策改修工事」が推進され、その一環として本庁舎のトイレ改修が実施された。工事は役場業務を運営しながら行われたため、工期中は第2庁舎のトイレを案内。さらに、できる限り廃材を出さないように、また工期短縮につながることも考慮して、新たな内装は、改修前の壁や床のタイルの上から施工している。
トイレの特長
「公共施設感染症対策改修工事」であることを念頭に、衛生面に配慮して、照明や換気のオンオフ、便器の洗浄、手洗いなど一連の動作を、徹底的に非接触で行える機能を持つ商品を選定した。また大便器は、災害時に避難所となった場合を考慮し、万一の詰まりやトラブル対応をスムーズにするため掃除口付きを採用している。さらに、ウォシュレットのリモコンは、手をかざすことで便ふたを開閉でき、便ふたがしまった後に自動洗浄が行えるタイプを採用した。また、トイレは憩いの場、やすらぎの場でもあるため、インテリアは清潔感のある白を基調とし、そこに洗面カウンターの黒と大便器ブースのダークブラウンがアクセントとなり、ホテルのような落ち着いた雰囲気を演出。町民、職員が安心して気持ちよく使うことのできるトイレが実現した。
採用商品
- パブリックコンパクト便器・フラッシュタンク式 CFS498BC
- ウォシュレット アプリコットP(擬音装置「音姫」付きエコリモコン) TCF5850AE
- 棚付二連紙巻器 YH701
- 自動洗浄小便器 UFS900系
- 洗面器 LS721C
- 台付自動水栓 TENA41系/TEL24DPR系
- 化粧鏡 YMK3580FC
- 背もたれ EWC383CR
- パブリック用手すり T112CL/T112CU22/T112HK7R
- マルチシンク SK500
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