大垣市では、旧庁舎の老朽化に加え、耐震強度が不足していたため、隣接した場所に新庁舎を建設。高度な免震構造とともに空調システムに地下水を利用した"水都"ならではの庁舎では、ロボット・AIなどの情報通信技術(ICT)を活用。『災害』に強く、『最新』の電子市役所としている。

建築概要

所在地 岐阜県大垣市丸の内2-29
施主 大垣市
設計 山下・車戸設計共同企業体
施工 建築 岐建・TSUCHIYA特定建設工事共同企業体
電気 ホクエー・小野電特定建設工事共同企業体
衛生 林・加納特定建設工事共同企業体
空調 三建・松井特定建設工事共同企業体
敷地面積 1,1489.71㎡
建築面積 3,676.67㎡
延床面積 20,806.19㎡
階数 地上8階、塔屋1階
構造 鉄骨造
竣工年月 2019年11月

特長

改修の経緯

大垣市の旧庁舎は、建設から50年以上が経過し、老朽化に加え耐震強度が不足していたため、隣接した場所に新庁舎を建設。すぐ横を流れる水門川と丸の内公園を一体的に整備する事で、魅力的な都市空間を新たに創出。新庁舎は「①だれもが利用しやすく環境にも優しい庁舎②防災拠点となる安全・安心な庁舎③多機能で経済的な庁舎④みんなの交流の場となるシンボル的な庁舎」という4つのコンセプトをもとに建設。高度な免震構造とともに空調システムに豊富な地下水を利用した"水都"ならではの庁舎では、ロボット・AIなどの情報通信技術(ICT)を活用。『災害』に強い、『最新』の電子市役所としている。

トイレの特長

市民が集う交流の場としての庁舎にふさわしいトイレを整備。多目的トイレは、車いす使用者や乳幼児連れ、オストメイトなど、さまざまな方に配慮。フロアにより機能分散をさせており、だれもが使用しやすいトイレとなっている。また、小便器や水栓は、停電時でも使用可能な自己発電式を採用している。1Fに設置されたキッズスペースには、隣接して授乳室を設置。各個室で施錠ができるようにするなど、安全面にも細やかな配慮がなされている。

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