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オンデザインの実験
 
オンデザインの実験
人が集まる場の観察を続けて
TOTO建築叢書8
著者=西田司+オンデザイン
発行年月=2018年2月
体裁=四六判(128×188mm)、並製、148頁
ISBN=978-4-88706-367-9

ブックデザイン=中島英樹(中島デザイン)

定価=本体1,300円+税
オープンでフラットな対話から人、出来事、場所がつながっていく
TOTO出版は、『オンデザインの実験――人が集まる場の観察を続けて』を2018年2月23日に発行しました。

トップダウンではなく担当スタッフと対等な立場で設計をすることで、一定の型やスタイルにとらわれないものづくりを行っている「オンデザインパートナーズ」。

その代表を務める建築家、西田司は、2016年ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展に出品するなど、40代で活躍する注目の若手建築家のひとりです。近年では、住宅設計だけではなく、公共施設やまちづくり、拠点運営など、仕事の領域が多岐にひろがっています。

本書は、西田司がスタッフやクライアントとプロジェクトを進めていくなかでの気づきや思考をまとめたものです。
また、プロジェクトの中から、「深大寺一軒家改修」や「神奈川大学新国際学生寮」など最新プロジェクトを含めた8つのケーススタディを取り上げ、関わる人々の要望や対話をとおし、試行錯誤しながらも、さまざまな切り口やアイデアを積み上げ、幅広いニーズに応えてくプロセスをわかりやすく紹介しています。

現代は、人々のニーズが多様化してきており、建築を建てれば、地域が活性化し、その後も使ってくれるという時代ではありません。個々人の活動に焦点をあて、だれがどう使うか、どのように状況を作り出していくのか。既成概念にとらわれずに場を作り出していくオンデザインの姿勢は、建築をつくる意味がゆらゆらしている時代において、建築することの意義を新しい視点からあぶりだしてくれます。ぜひお手にとってご覧ください。
立ち読み
プロフィール
西田 司 Osamu Nishida
1976年神奈川県生まれ。1999年横浜国立大学卒業。同年、スピードスタジオ設立。2002年東京都立大学大学院助手(〜2007年)。2004年オンデザインパートナーズ設立。首都大学東京研究員、横浜国立大学大学院Y-GSA助手、東北大学非常勤講師、The University of British Columbia (UBC)非常勤講師、東京大学非常勤講師を経て、現在、東京理科大学、日本大学大学院、京都造形芸術大学非常勤講師。大阪工業大学客員教授。オンデザインパートナーズ代表。石巻2.0理事。主な作品に「ヨコハマアパートメント」(2009年)、「江ノ島ヨットハウス」(2013年)、「隠岐国学習センター」(2015年)、「コーポラティブガーデン」(2015年)がある。著作に「建築を、ひらく」(学芸出版、2014年)、「おうちのハナシ、しませんか?」(エクスナレッジ、2014年)、「事例で読む建築計画」(彰国社、2015年、共同執筆)他。日事連建築賞小規模建築部門優秀賞(2011年)、JIA新人賞(2012年)、グッドデザイン復興デザイン賞(ishinomaki2.0、2012年)、東京建築士会住宅建築賞(2013年)、神奈川建築コンクール優秀賞(2014年)他多数を受賞。
オンデザイン
使い手の創造力を対話型手法で引き上げ、様々なビルディングタイプにおいてオープンでフラットな設計を実践する設計事務所。建築分野におけるコミュニケーションの可能性を探る実践をおこなっている。
目次

はじめに

第1章 設計へのアプローチ

1 スタートを共有する
2 時間軸をデザインする
3 場を言語化する(ビルディングタイプの乗り越え方)

第2章 ケーススタディ

1 MINI LIVING-Do Disturb.
2 観察と試み~深大寺の一軒家改修
3 みなまきラボ
4 HamaHouse + HAMA1961
5 コミュニティボールパーク化構想
6 やんばるの庇森(沖縄やんばるロハスプロジェクト)
7 unico~川崎の創造複合拠点
8 まちのような国際学生寮

第3章 ケーススタディからの考察

あとがき

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