前田:トイレはお客様が必ず利用する設備です。特別に意識せずともトイレが清潔で使いやすいことは、必ず快適度や満足度に影響する部分であると確信しています。それゆえにトイレの適切なリモデルは非常に重要だと考えています。とはいえ設備投資は多額の資金を伴うため、容易ではありません。やはり長期的な修繕の見通しを持っておくと同時に、公的な補助金の機会をうまく生かすことも必要です。当たり前のことですが、補助金はこちらからアクションを起こさなければ受けられません。コロナ禍で国や自治体からさまざまな補助メニューが提供されましたが、申請できるタイミングが限られた補助金も少なくありませんでした。普段からリモデルに関する公的支援がないか、アンテナを張り巡らせて情報収集しておくことが大切ですね。